株式会社セキドと韓国LF社が提携
株式会社セキド(東京都新宿区)が、韓国の著名ヴィーガンコスメブランド「athe(アッテ)」を展開するLF社(LF Corp.)との間で、日本国内における総輸入代理店契約を結びました。この契約により、セキドは「athe」商品の日本市場への独占的な輸入・販売権を取得し、ブランドの認知度を高めるとともに、ヴィーガンコスメ市場を広げる意欲を示しています。
LF社と「athe」ブランドの魅力
LF社は1974年に設立されて以来、ファッションや金融、食品といった多様な事業を展開しています。その活動は韓国国内に留まらず、中国や台湾、ベトナムにも広がり、パリやロンドンではポップアップストアやファッションウィークにも参加するなど、国際的な影響力を持っています。2023年度の売上高は、なんと1兆9007億ウォン(約2009億円)に達しました。
「athe」は、動物由来の成分を一切使わず、全商品が100%ヴィーガン認証を受けた化粧品です。特に「優しい成分」でつくられたリップバームやサンケア製品が人気で、安全性だけでなく、その効果も消費者から高く評価されています。LF社は、ブランドのパッケージデザインにもこだわり、環境に優しい素材を使用したパッケージを採用。その結果、iFデザイン賞を受賞し、世界中から注目されています。
日本市場におけるヴィーガンコスメの展望
日本国内では、ヴィーガンコスメの市場はまだ発展途上にあり、今後の成長が期待されています。SDGs(持続可能な開発目標)や環境問題への意識が高まる中で、消費者は動物由来成分を避け、地球に優しい製品を求める傾向を強めています。セキドは、「athe」ブランドを通じて、この市場の拡大を目指し、クリーンビューティーの重要性を広める活動を行っていく考えです。
特に、同社では「athe」を単なる化粧品ブランドとしてではなく、持続可能な社会の実現を象徴するブランドと位置づけ、日本市場への浸透を図ります。このような取り組みを通じて、消費者に本物の美しさを提供し、持続可能なライフスタイルをサポートしていくことを目指しています。
終わりに
株式会社セキドとLF社が結んだこの契約は、ヴィーガンコスメの新たな流れを生み出す可能性を秘めています。化粧品業界の再編成が進む中、セキドは「athe」を通じて、日本市場でのリーダーシップを発揮し、未来のビューティー事情を築いていくことでしょう。詳細に関しては、公式サイトにてお問い合わせを受付けています。