バイウィル、ミサワホームのカーボンニュートラル支援事業「ミサワグリーンウェーブ」を開始

バイウィルが推進する新たな環境支援プロジェクト

株式会社バイウィルは、ミサワホームという大手住宅メーカーのJ-クレジット創出事業「ミサワグリーンウェーブ」の運営管理業務を受託し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みをスタートしました。このプロジェクトは、日本全国47都道府県でのカーボンニュートラル実現を目指しています。

J-クレジット制度とは何か？

J-クレジット制度は、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入により削減された温室効果ガスの排出量を、国が認証する仕組みです。この制度を通じて発行されたJ-クレジットは企業間で取引が可能で、それによって自身の排出削減目標を達成するために活用できるのです。

プロジェクトの目的

「ミサワグリーンウェーブ」は、ミサワホームのオーナーが設置する太陽光発電設備からのCO2排出削減量を集計し、それをJ-クレジットとして認定します。この取り組みには、オーナーの家庭から生まれる環境価値を通じて、地球全体の環境保全に寄与するという大きな目標があります。

ミサワホームには「オーナー様と共に未来へつなげる波のように、カーボンニュートラルの取り組みを広げていきたい」という思いが込められており、それがプロジェクト名称にも表れています。

投資先の多様性

創出されたJ-クレジットは、例えば南極での環境観測活動や、同社所有の森林での整備・植樹に使われる予定です。また、太陽光パネルの廃材再利用など、幅広い新技術開発への投資も行われていきます。このように、環境への配慮は多岐にわたっています。

過去の取り組み

ミサワホームでは、これまでにも「ECOになる家の会」というプロジェクトを通じて約30,000トンのCO2排出削減を達成してきました。今回の「ミサワグリーンウェーブ」においても、オーナーが気軽に参加できる仕組みが整えられています。専用サイト「ミサワオーナーズクラブ」やIoTサービス「LinkGates」を活用することで、CO2削減量データを簡単に把握できるようになっています。