次世代キャリア支援「BaseMe」が4.6億円を調達、価値観マッチングで未来を切り開く

次世代キャリア支援プラットフォーム「BaseMe」が資金調達を実施

株式会社アレスグッドがその次世代キャリア支援プラットフォーム「BaseMe」において、プレシリーズAラウンドで4.6億円の資金調達を行いました。この資金は、AIを活用した価値観マッチング機能のさらなる開発や、サービスの拡充に充てられる予定です。

「BaseMe」の使命と価値観マッチング

「BaseMe」は、キャリア選択の新しい形を提供するプラットフォームです。『人類の価値観を解放し、つなげる』というミッションを掲げ、ユーザーが自分自身に合った企業と出会えるような仕組みを構築しています。選考過程において、機械学習と大規模言語モデル（LLM）を推進し、学生のプロファイルや経験を企業文化にマッチングさせることで、より良いキャリア選択を支援します。

資金調達の背景と目的

アレスグッドの代表、勝見仁泰氏は、従来の就職活動が持つ限界に気づき、2021年に「エシカル就活」を立ち上げました。それから3年で150社以上の企業と15,000人を超える求職者を支援し、独自の価値観に基づくマッチングが企業から高い評価を得ています。今回の資金調達は、「BaseMe」の更なる普及と機能向上を図るための重要なステップです。

就活市場の変革とBaseMeの役割

近年、AI技術の急速な進化が求職活動のあり方を変えつつあります。人生100年時代と言われる現在、働き方や価値観が多様化し、キャリア選択が個人の幸福度に大きな影響を与えるようになっています。「BaseMe」はこの時代の要求に応え、求職者が自らの価値観をもとに選択肢を持てるようなサービスを提供しています。

AIによる新たな可能性

2024年7月にはAI機能が搭載され、効果的な価値観マッチングが実現されています。15,000以上の価値観データベースを活用し、企業担当者と求職者の相互理解をより深めることが可能となりました。この新しい機能により、多様な価値観を持つ求職者と企業を正確に結びつけることが可能になったのです。

引受先からのコメント

資金調達ラウンドをリードしたWiLの関係者は、勝見氏の卓越したビジョンとチームへの期待を表明し、BaseMeがもたらす価値観マッチングの重要性を強調しました。また、サイバーエージェント・キャピタルも引き続きその成長を支持しています。彼らは、新しい時代の働き方を提供するBaseMeが、今後も学生と企業の貴重な橋渡しとなることを期待しています。

これからの「BaseMe」とアレスグッド

アレスグッド社は基盤を固め、さらなる成長を見込んでいます。「BaseMe」を通じて、より多くの求職者が自身の価値観に合った職場を見つけ、企業もまた多様な人材を迎え入れることが期待されています。これからもこのプラットフォームに注目が集まることでしょう。

「BaseMe」は、求職者と企業が共感し合う新しい風を巻き起こし、未来のキャリア支援に革命をもたらしています。