テス・エンジニアリングが都城工場に再生可能エネルギーを供給
テス・エンジニアリング株式会社が、南日本酪農協同株式会社の都城工場における再生可能エネルギー電気の供給に向けた取り組みを発表しました。具体的には、自家消費型の太陽光発電システムを設置し、オンサイトPPA(Power Purchase Agreement)モデルを採用する形で、2025年2月からの供給を予定しています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、テス・エンジニアリングが南日本酪農協同の工場内に、屋根や土地を利用して太陽光発電システムを設置するものです。発電容量は約957kWで、年間の想定発電量は約117万kWhに上る見込みです。発電した電力はすべて都城工場に供給され、工場の電力需要の約8%を賄う計画です。
この取り組みにより、年間で約502トンのCO₂排出削減が実現されると見込まれています。また、このモデルでは、太陽光発電システム導入に伴う初期投資が不要で、電力需要の変動や燃料問題にも影響されにくい安定したエネルギー供給を見込んでいます。
今後の展望
テス・エンジニアリングは、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」「エネルギーのスマート化」という3つの領域で事業を展開しています。顧客のさまざまなエネルギーに関するニーズに応えるため、さまざまなエネルギーソリューションを提供し続けることで、「脱炭素のリーディングカンパニー」を目指しています。
テス・エンジニアリング株式会社について
テス・エンジニアリングの本社は大阪市淀川区にあり、1979年に設立されました。省エネ・再エネ設備のEPC(設計・調達・施工)、オペレーションおよびメンテナンスなど、多岐にわたる事業を展開しています。詳細なサービス内容やお問い合わせは、同社の公式ウェブサイトをご覧ください。
テス・エンジニアリングの公式サイト
おわりに
この取り組みは、企業としての持続可能な成長を実現するための重要な一歩であり、地域経済にも寄与することが期待されます。今後の進展に、私たちも注目していきたいと思います。