静岡市の起業支援事業再採択、エクスパクトが若者育成に貢献

静岡市の次世代起業人材育成事業に再び採択されたエクスパクト

静岡市を中心に起業支援や教育プログラムを展開しているEXPACT株式会社（以下、エクスパクト）が、昨年に引き続き、静岡市が公募する「令和7年度次世代起業人材育成事業運営業務」に選ばれました。エクスパクトは、地方スタートアップや起業家支援を行いながら、学生に向けてアントレプレナー教育を進め、地域の起業環境の活性化に努めています。

事業の目的と内容

この取り組みは「NEXT STARTUP Shizuoka」というテーマのもと、次世代のリーダーを育成し、地域のスタートアップ拡大を図ることを目的としています。具体的には、学生が起業に関する教育を受け、起業家精神を育むことに重点を置いています。

出前講座の実施

通常、小学校高学年、中学校・高等学校、専門学校、大学へ出向き、無償でアントレプレナーシップ講座を提供しています。この講座では、起業家としてのキャリアを意識させることで、学生たちが「起業」を選択肢の一つとして考えるよう促します。

実践的な体験イベント

また、市内の高校生や専門学生、大学生を対象に、起業体験プログラムやStartup Weekendなどの実践的なプログラムも実施しています。参加者は、起業の流れを体験し、実際に自分が起業することをイメージできるようになります。

連続講座の提供

さらに、全6回にわたる連続講座も行われ、その中で企業経営やビジネスモデルの構築に関する相談にも対応します。これにより、学生たちは実際に起業の準備を進めることが可能となります。

学校への参加呼びかけ

現在、静岡市内の小学校高学年・中学校・高等学校・専門学校・大学に向けて、出前講座への参加校を募集しています。興味のある学校は、費用無料で起業家による講義を受けることができます。

昨年度は市内8校で開催され、延べ19回の講義が行われ、約850名の学生が参加しました。エクスパクトは、このような活動を通じて、地域における起業家教育の拡充に不断に努めています。

エクスパクトの企業概要

エクスパクトは、TOMOLプロジェクトを運営し、スタートアップやベンチャー企業に向けて資金調達（融資、エクイティ、補助金）や人事、広報支援など、企業成長のステージに合わせたコンサルティングを提供しています。特に、資金調達の面では300社以上に関わり、総額30億円を超える支援を行っています。これまで6年間、静岡での起業家育成にも携わり続けています。

詳しい情報や参加希望の方は、エクスパクトのホームページをご覧いただくか、お問い合わせフォームからご連絡ください。