DFRobotの「Maqueen」シリーズが日本語で登場
株式会社スイッチサイエンスが、DFRobot社の人気STEMロボット教材「Maqueen」シリーズの日本語パッケージ版を新たに販売開始しました。これにより、より多くの子供たちが手軽にプログラミング教育を受けられるようになります。
「Maqueen」シリーズは、小型ロボットをmicro:bitで操るための教育プラットフォームで、ビジュアルプログラミングを通じてロボティクスやセンサー技術を学ぶことができます。初めてプログラミングに触れる人にも理解しやすい内容であり、初心者向けの「Maqueen Lite」と、より高度な制御を学べる「Maqueen Plus」の2モデルが展開されています。
「Maqueen Plus V3」の特長と機能
「Maqueen Plus V3」は、micro:bitを装備した上位モデルとして、教育コンテストや学校の授業での使用を想定して設計されています。このモデルの主な利点は、以下の通りです:
- - I2Cポートの拡張: 最大3系統のI2Cポートを備え、AIカメラなどの外部モジュールとも接続可能です。
- - 移動の精密制御: モーターエンコーダを使って、移動距離や回転角度を高精度で制御できるため、難易度が高いプログラミングプロジェクトにも対応します。
- - マトリックスレーザー測距センサー: このセンサーにより、周囲の認識能力が格段に向上し、直進や回転の安定性も増します。
- - 多彩なアルゴリズム: 交差点認識やライントレーシングアルゴリズムが搭載されています。
これにより、複雑な経路制御が可能となり、関心のある学生が実践的な学びを得やすくなります。
入門者向けの「Maqueen Lite V5」
一方で、「Maqueen Lite V5」は、プログラミング教育の入門者向けモデルです。基本的な機能を備え、特に以下の点が優れています:
- - 簡単な使用感: ライントレースや障害物回避機能を通じて、学生がすぐにプログラミングを体感できます。
- - 強化された安定性: 新型の金属製モーターを装備しており、更なる安定した走行が実現しました。
- - 多機能性と堅牢性: 複数のタスクを同時に処理できるため、教育現場においても高い耐久性を発揮します。さらに、組立て不要で出荷され、すぐに使用できます。
販売情報と価格
「Maqueen Plus V3」は、税込13,244円で日本向けモデルが販売され、
こちらから購入可能です。
また、「Maqueen Lite V5」は税込6,369円で、
こちらから入手できます。
この新しい日本語パッケージ版の「Maqueen」シリーズは、学生たちにとっての教育機会を広げ、技術への関心を育てるものとして期待されています。STEM教育の普及を目指すスイッチサイエンスの取り組みは、これからも注目され続けるでしょう。