亀屋良長の「焼きあづき」と「焼きカカオ」が注目のエコスイーツ

亀屋良長が誇るエコスイーツ「焼きあづき」と「焼きカカオ」

京都に本店を構える和菓子屋、亀屋良長は1823年の創業以来、伝統を守りつつ進化を続けてきました。その中でも特に注目を集めている商品が「焼きあづき」です。本記事では、この焼き菓子の魅力を掘り下げ、その背景にあるエコの精神や、姉妹品である「焼きカカオ」についてご紹介します。

焼きあづきの誕生秘話

「焼きあづき」は2010年に発表されました。そのきっかけとなったのは、百貨店のバイヤーからの要望でした。エコをテーマにしたお菓子を作ってほしいという依頼があったことで、亀屋良長は普段廃棄される小豆の皮に着目しました。

小豆の皮は、こしあんを作る際に出る副産物ですが、多くはそのまま捨てられてしまいます。そこで、乾燥させてオーブンで焼くことにより、この皮をお菓子として生まれ変わらせるアイディアが生まれました。

焼きあづきの特徴

焼きあづきは、乾燥させた小豆の皮をぼうろ生地にたっぷり混ぜ込んで焼き上げたお菓子です。ザクザクとした食感と、和三盆糖の上品な甘さが美味しさのポイント。1個あたりには0.9gの食物繊維が含まれており、健康にも配慮されています。

当初の販売予定はわずか2週間でしたが、その人気を受けて亀屋良長の主力商品へと成長しました。何気ない日常のおやつとして、多くの人々に愛されています。

姉妹品「焼きカカオ」

焼きあづきの成功を受けて、亀屋良長は未利用資源をテーマにした新たな商品「焼きカカオ」を開発しました。これは、京都のショコラトリー「dari K」とのコラボレーションによって生まれた商品で、カカオ豆の殻を利用しています。

カカオ豆の皮は通常使われない部分ですが、これを焼き、皮付きのカカオ豆と共にぼうろ生地に混ぜ込むことで、パリパリとした楽しい食感を生み出しました。さらに、代表銘菓「烏羽玉」の黒糖餡を加えることで、深みのある味わいが実現され、カカオとあんこの新たな組み合わせが楽しめます。

購入情報と商品詳細

焼きあづき

- 内容量：8個入（個包装）
- 価格：756円（税込）
- 賞味期限：約30日間（常温）
- 販売先：亀屋良長本店、ジェイアール京都伊勢丹店、公式オンラインストア等
- 商品URL

焼きカカオ

- 内容量：8個入（個包装）
- 価格：918円（税込）
- 賞味期限：約30日間（常温）
- 販売先：亀屋良長本店、ジェイアール京都伊勢丹店、公式オンラインストア等
- 商品URL

亀屋良長のこれから

亀屋良長は、創業220年を超える老舗でありながら常に時代の流れを捉え、新しい挑戦をし続けています。伝統に基づいた製法と、エコをテーマにした商品開発が、今後も多くの人々に受け入れられていくことでしょう。
不必要な資源を活用したこれらのスイーツは、ただの美味しさだけでなく、持続可能な未来にも寄与しています。美味で健康的な「焼きあづき」と「焼きカカオ」を、ぜひ一度試してみてください。