「Currents Art Award 2024」、最優秀賞を中村直人が獲得

「Currents Art Award 2024」、受賞者の発表

2024年の「Currents Art Award」において、中村直人が最優秀賞に選ばれました。また、草野絵美と松田将英が優秀賞を受賞しました。このアートアワードは、エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社が主催するもので、現代美術の新たな流れを創出するアーティストを選抜することを目的としています。

このアワードには、400組以上のアーティストから応募があり、一次審査を通過した20名が二次審査に進出しました。ここでは、9名のレビュワーによる厳正なプレゼンテーション審査が行われ、さまざまな視点からアーティストの作品が評価されました。最終的に、中村直人に200万円、草野絵美と松田将英にはそれぞれ50万円の賞金が授与されます。

受賞者の声

中村直人

「作家と名乗るには早いかも」と自覚しつつも、今回の受賞を受けた中村は、作品制作に対する新たな執着が生まれたとコメントしています。彼は、その後も創作活動を続ける意欲を語りました。

草野絵美

草野は、AIやブロックチェーンと向き合ってきた経験から、「手触り」のある作品を作りたいとの願望が湧いてきたと言います。受賞を受けて、自身の思いが評価されたことを嬉しく思っています。

松田将英

松田は、今回の受賞を光栄に感じており、これまでの支援者への感謝の意を表明しました。彼もまた、さらなる創作に取り組む意欲を示しています。

今後の展開

中村直人は、受賞に伴い秋には共同作品展を東京の「WALL_alternative」で開催する予定です。さらに、各アーティストの個展は2026年に京都の「hakari contemporary」にて予定されています。

本アートアワードは、選出されたアーティストたちに賞金を授与するだけでなく、彼らの作品がより多くの人々に届くようバックアップを行うことも目指しています。審査では、時代性やメッセージ性も重要視され、アーティストの視点が観客に新しい視野や希望をもたらすことが求められました。

このアワードを通じて、参加アーティストたちの今後の活躍が期待されます。彼らの作品がどのように展開されていくのか、注目が集まっています。