ABEMAオリジナルドラマがアジアの舞台で光る
最近、ABEMAの2作品が「30th Asian TELEVISION AWARDS(アジア・テレビジョン・アワード)」の「ベストオリジナルドラマシリーズ(OTT)」部門にノミネートされました。ノミネートされたのは、2024年に配信された『透明なわたしたち』と、2025年に登場予定の『警視庁麻薬取締課 MOGURA』。この受賞の期待が高まる中、両作品の魅力を探ります。
「透明なわたしたち」のストーリーと評価
『透明なわたしたち』は、主人公の週刊誌ライター・碧(あおい)が、高校時代の同級生に関する凶悪事件を追う社会派のサスペンスドラマです。請負い者である福原遥が演じる碧は、渋谷で発生した事件の犯人が同級生である可能性に気付くところから物語が始まります。この作品の魅力は、青春と現在の痛みが交差する群像劇にあります。視聴者からは「今の時代を反映した作品」との高評価が上がっています。
共演者には、若手の伊藤健太郎や武田玲奈らが名を連ねており、彼らの演技力も話題に。ストーリーは、高校時代の回想を交えながら、真相が徐々に明らかになる過程を描いています。
「警視庁麻薬取締課 MOGURA」の魅力
続いて『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、実際のラッパーの経験を反映した物語が展開されています。脚本を手掛けた鈴木おさむがラッパーの漢さんから聞いた衝撃的な実話を基にしています。主人公・伊弉諾(いざなぎ)は、警察官がラッパーに扮して麻薬摘発を行うという異色のストーリー。
本作は、主演を果たす日本の人気ラッパー・般若の存在感と、リッチなキャラクターたちが展開するHIPHOPの文化を取り入れた内容が話題となりました。豪華なキャストには成海璃子や風間俊介などが名を連ね、彼らの演技も光っています。
受賞へのドキドキ感
両作品の制作陣も受賞に期待を寄せています。『透明なわたしたち』の松本優作監督は、ノミネートを心から嬉しく思い、キャストやスタッフに感謝の意を表しました。もちろん、『MOGURA』の製作陣も期待に胸が膨らむことでしょう。
来るべき授賞式
最優秀賞の発表は、2025年11月29日にジャカルタで行われる授賞式で行われる予定です。この受賞を機に、さらに多くの視聴者に作品が届くことを願って止みません。両作品はABEMAにて見逃し配信中なので、ぜひその魅力に触れてみてください。
このように、ABEMAのオリジナルドラマが国際的な舞台で評価されたことは、今後の日本の映像制作にとっても重要な一歩になるかもしれません。多くの視聴者に視聴され、受賞の栄光を手に入れることを期待しています。