三菱電機がデジタル基盤「Serendie」を発表
このたび、三菱電機株式会社は、デジタル基盤「Serendie®(セレンディ)」を発表し、そのブランドアイデンティティと共創空間をカルチャーデザインファームのKESIKI INC.がプロデュースしました。これにより、データを駆使した新たな価値創造とカルチャーの浸透が加速されることが期待されています。
新たな価値を生み出すデジタル基盤
「Serendie」は、データを分析・活用し、持続的に価値を生み出す「循環型デジタル・エンジニアリング企業」としての転換をサポートするデジタル基盤です。この基盤を支える共創空間「Serendie Street Yokohama」は、データを活用したアイデアの創出や、アジャイルな開発カルチャーの浸透を図るための重要な拠点となります。
KESIKIは、三菱電機のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるために多くのリサーチやワークショップを通じて得たインサイトをもとに、共創空間のビジョンやコンセプトを設計しました。プロジェクトには、デザインスタジオ「&Form」や空間デザインを手掛ける「YOHAK DESIGN STUDIO」など、多様なクリエイティブチームが参加しています。
Serendie Street Yokohamaの魅力
「Serendie Street Yokohama」は、偶発的な出会いやひらめきが生まれる空間を目指し、デザインされています。家具のデザインは「WOOD YOU LIKE COMPANY」が担当し、建築スタートアップ「VUILD」が手掛ける茶室もあります。カフェやライブラリーなど多様なコンテンツが揃い、企業や個人が自由に集まれる場所となっています。
また、KESIKIはこの共創空間を基にして、社内外が交わるコミュニティ活動を活性化させるための戦略も構築しました。今後は「MIRAI-INSTITUTE」によるコミュニティオーガナイザーも常駐し、さらなる交流やカルチャー浸透を促進します。
コミュニケーション戦略
さらに、ウェブデザインにおいては「Semitransparent Design」がコミュニケーション戦略を手掛けています。新たなカルチャーを生み出すために、ウェブサイトやメディア発信、ティザー動画などを通じて、Serendieのメッセージや価値が広まることを期待しています。今後もウェブマガジンやイベントの展開が予定されています。
KESIKIの役割
KESIKIは、2019年に設立されたカルチャーデザインファームであり、企業の新規事業支援や組織変革に携わっています。多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、プロダクトやサービスのデザインを行うことで、やさしさが巡る経済社会の実現に向けて提案を続けています。
最後に
「Serendie Street Yokohama」は、神奈川県横浜市みなとみらいに所在し、新たな価値を生み出す場所として、多くの人々の交流を促進することが期待されます。この共創空間での出会いが、未来のビジネスシーンを形作る鍵となるかもしれません。公式ウェブサイトも開設されており、詳細はそちらで確認できます。
公式ウェブサイトはこちら