北陸食産業の提携
2025-03-17 14:24:23

北陸の食産業活性化を目指すデイブレイクと北陸銀行の提携

北陸の食産業活性化を目指すデイブレイクと北陸銀行の提携



特殊冷凍ソリューションを提供するデイブレイク株式会社(東京都品川区、代表取締役:木下昌之)は、株式会社北陸銀行(富山県富山市、代表取締役頭取:中澤宏)とビジネスマッチング契約を結んだ。この提携は、北陸地域(富山県、石川県、福井県)及び北海道の食品産業を支援し、持続可能な発展を図ることを目的としている。

新たな試み:食産業の活性化



北陸地域は、豊かな自然資源に恵まれ、特に水産業と農業が盛んな土地として知られる。富山県の名物「氷見の寒ブリ」、福井県の「越前ガニ」、石川県の高級魚「のどぐろ」など、日本を代表する食文化を育んできた。しかし、近年、地域の食産業は人手不足や高齢化、気候変動などの問題に直面している。そうした中、デイブレイク社の先進的な冷凍技術によって、食材の品質を保ちながら流通の効率化を目指す。

業務提携を通じて、デイブレイクと北陸銀行は地域の食産業を支援し、さらに被災地復興に向けても活動を展開する計画だ。2024年に能登半島地震が発生した際には、冷凍技術を用いることで、地域の生産者や事業者の復興を後押しすることが期待されている。

業務提携の具体的な内容



このビジネスマッチング契約によって、北陸銀行は地域の食品関連事業者(水産業、食品加工業、小売業など)に向けて、特殊冷凍技術の認知度向上や導入・活用支援に向けた取り組みを続ける予定だ。

  • - 認知度向上: 地域の食品事業者向けのセミナーや勉強会を開催し、特殊冷凍のメリットを周知する。
  • - 導入支援: 補助金申請やリース契約のサポートを通じて、冷凍技術の導入を促進する。
  • - 活用支援: 食品の品質保持や生産性向上を助ける支援を行い、県外への流通を目指す。

先行事例:北陸地域の成功



すでに北陸地域では、特定の事業者による冷凍技術の導入が進んでいる。例えば、株式会社PLANT(福井県)では、精肉製造プロセスに冷凍技術を取り入れ、品質や生産性の向上を実現している。また、石川県の株式会社米心石川では、冷凍商品の開発にアートロックフリーザーを活用し、大手スーパー向けの冷凍キンパ(韓国風海苔巻き)が人気を博している。

デイブレイクの役割



デイブレイクは、食品流通の課題を解決することを目指し、特殊冷凍機に特化した専門企業だ。2013年の設立以来、「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」というミッションの下、業務を展開している。その中で、主力商品であるアートロックフリーザーは、全国で約700社に導入されており、急速かつ均一に凍結する技術によって、食品の品質を守る役割を果たしている。

まとめ



デイブレイクと北陸銀行の提携は、北陸地域の食産業発展に向けた新たな一歩となるだろう。停滞している産業を外部からの援助と革新技術で活性化し、さらに被災地復興にも寄与することで、持続可能な地域経済の実現を目指す。今後の展開に期待が寄せられる。

デイブレイク株式会社公式サイト

すべての取り組みは、地域の食を支えるだけでなく、今後の食品産業発展に向けた基盤を築くものであり、さらなる成功に繋がることが期待される。


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会社情報

会社名
デイブレイク株式会社
住所
東京都品川区東品川2-6-4 G1ビル3F
電話番号
03-6453-7357

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