インバウンド促進施策
2019-01-22 21:05:33
2020年に向けたインバウンド需要促進の新提案
インバウンド×キャッシュレス地域経済活性化最先端モデル事業が始動
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、全国の500を超える市町村を対象にしたインバウンド施策が始まります。この新しい取り組みは、「インバウンド×キャッシュレス地域経済活性化最先端モデル事業」と名付けられ、全国10の市町村が第1弾として選定されました。
参加市町村の紹介
本プロジェクトには、以下の市町村が参加します:
1. 山形市(山形県)
2. 郡山市(福島県)
3. 三条市(新潟県)
4. 弥彦村(新潟県)
5. 三島市(静岡県)
6. 伊豆市(静岡県)
7. 蒲郡市(愛知県)
8. 菰野町(三重県)
9. 泉佐野市(大阪府)
10. 大川市(福岡県)
この参加市町村では、2月以降に複合モバイル決済端末機や静的QRコードの導入が進められる予定です。
対象とする施策の目的
この事業は、2020年に予測されるインバウンド需要を取り込み、訪日外国人を各地域に誘致し地域経済を活性化させることを目的としています。首長連合会長である三条市長の國定勇人は、この取り組みが全国に拡がることを期待しています。
キャッシュレス化の具体策
参加した市町村の店舗では、小規模店舗から観光施設まで、ラカラジャパンが提供する高度な決済技術を活用し、キャッシュレス決済を導入します。これは、通常数万円する導入費用が無償で提供されるため、業者にとって非常に魅力的な施策です。
特に、印刷された静的QRコードは、Wi-Fi環境が不十分な店舗でも簡単に導入でき、キャッシュレス決済を実現する大きな鍵となります。
地域経済の活性化
この取り組みは、売上の0.1%を地域に還元する仕組みも取り入れており、地域経済を循環させる効果が期待されています。また、数千万人のWeChatユーザーを通じたプロモーションにより、地域情報の発信を強化し、観光客誘致に繋げていく考えです。
今後の展望
さらに、事業は参加希望の市町村を募集し、全国に広がっていく予定です。キャッシュレス関連企業と連携し、訪日外国人に向けた情報発信を強化することで、地域経済のさらなる活性化を目指します。このプロジェクトが全国に広がることで、地域経済やコミュニティがどのように変化するか、今後の展開に注目です。
まとめ
2020年に向けてのインバウンド需要を見据えたこの施策は、全国の各市町村にとって大きなチャンスとなるでしょう。新たなキャッシュレス決済の導入を通じて地域を活性化し、訪日外国人に向けたホスピタリティを充実させるこの取り組みが、どのような成果をもたらすのか、今後の動向を楽しみにしたいところです。
会社情報
- 会社名
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株式会社ラカラジャパン
- 住所
- 東京都千代田区外神田6-8-103階
- 電話番号
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