クロスマイルが施す物流業界の未来
クロスマイル株式会社(X Mile)は、2024年11月30日(土)に開催された「プロダクトヒストリーカンファレンス2024」でゴールドスポンサーとしての役割を果たしました。このイベントはテックカンファレンスとして、プロダクトやサービスの開発に関する知見を深める機会を提供しています。特に、開発責任者の蝦名氏が登壇し、物流業界における社会課題の解決に向けた取り組みを紹介しました。
講演内容:社会課題を技術で解消
イベントでは、クロスマイルが提唱するノンデスクワーカーに特化した技術の重要性が強調されました。蝦名氏は「社会課題を技術で解消する 開発と組織作りの軌跡」と題し、以下のポイントに焦点を当てました。
- - エンジニアがユーザーとの間で直面する現実
- - 開発を通じて得た成功への糸口
- - 複数プロダクトの展開における開発の工夫
- - 各段階での開発組織の設計
この講演は、株式会社アンドパッドの金近氏やイタンジ株式会社の大原氏との意見交換を通じて、物流業界が直面する労働力不足や生産性の低下の課題と、それに対する解決策についての討論が行われました。
物流業界への特化したサービス
クロスマイルは、物流業界向けに「ロジポケ」と呼ばれるSaaSプラットフォームを提供しています。このシステムは、経営や労務管理、書類管理、採用支援など、さまざまな課題の解決に寄与しています。特に、請求書の管理や受発注などをクラウド上で一元化することができるため、顧客にとって大きなメリットとなります。これにより、従来の紙や表計算ソフトでの管理からの移行が促進され、生産性向上が期待されています。
ノンデスクワーカーの未来を見据えて
日本の生産人口は、将来的に大幅に減少する見込みであり、特にノンデスクワーカーと呼ばれる職種の人手不足が叫ばれています。クロスマイルはこの課題に対し、テクノロジーを駆使して労働力不足を解消するための取り組みを進めています。これには、運輸業界での効率化と生産性向上が含まれています。特に、通話や紙媒体に依存したコミュニケーションから脱却し、より効率的な業務運営を実現することが目指されています。
組織力を強化するための採用活動
クロスマイルでは、急速に進化するノンデスク産業のデジタルトランスフォーメーションを目指し、エンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーなどの採用を強化しています。これにより、クロスマイルのビジョンである「テクノロジーの力で、ノンデスクワーカーが主役の世界を」という目標に向けた組織の発展をサポートしています。また、企業全体のセールス部門やコーポレート部門の強化も図られています。
まとめ
クロスマイルの参加したプロダクトヒストリーカンファレンス2024は、物流業界の未来やノンデスクワーカーの課題に対する解決策を模索する貴重な場でした。今後、同社の展開するサービスや技術が、物流業界の変革において重要な役割を果たすことが期待されます。