江戸まくらの新たな再生
2025年8月29日、老舗寝具メーカーである富士ベッド工業から、数量限定の「江戸まくら」が発売されます。本商品は、300年前に作られた箱枕を現代に蘇らせたもので、洗練されたデザインと高い技術力を駆使して生み出されました。
伝統木工技術の結集
江戸まくらの箱部は、静岡県の熟練木工職人によって手作りされ、伝統的な「継ぎ手」技法を用いて組み上げています。この技法により、釘を使わずとも強度が高められています。更に、完成後は丁寧に表面が研磨され、明るい色味が美しく映えるように薄いクリア塗装が施されています。このように、伝統と技術が一体となった製品に仕上がっています。
高級感あふれる素材の選定
まくら本体には、牡丹龍柄のジャガード織り生地が使われています。色は「群青」、「紅蓮」、「漆黒」の3色展開で、上品な光沢が特徴的です。牡丹は富貴を、龍は出世を象徴するため、単なる寝具に留まらず、目にしただけで気分を高めてくれるアイテムとなっています。これらは岡崎市の工場で縫製・充填加工が行われた後、検品・検針が実施され、高品質が保たれています。
現代のライフスタイルにフィット
江戸まくらは、昔ながらのデザインを尊重しつつ、現代に合った3つの進化を遂げています。まず、まくらを支える天面の両サイドに緩やかなカーブを設けており、これによりまくらがズレることなく安定感が増しています。
次に、底面を数ミリ底上げしたことで、接地面が広くなり、湿気による変形が抑えられるようになっています。最後に、詰め物には、衛生的かつ耐久性の高い小粒ハードパイプを採用。これによって、経年劣化や粉砕の心配が少なくなり、快適な睡眠をサポートします。
現代のインテリアとして
江戸まくらは、江戸時代の趣を持ちながら、現代的な感覚で仕上げられているため、インテリアの一部としても最適です。また、化粧箱入りで贈り物にも適しており、観光名所や歴史的な施設での展示品としても価値があります。教育機関では、歴史の教材やお土産としても重宝されるでしょう。
商品概要と購入方法
「江戸まくら」は各色15,400円(税込)で、メーカー直販価格として、
こちらから購入できます。手作りのため、数量限定での販売となるため、早めのチェックをおすすめします。江戸時代に思いを馳せ、一味違ったライフスタイルを提案します。
会社情報
富士ベッド工業株式会社は、寝具や寝装品の企画・開発・製造・販売を行う企業で、創業は1957年、設立は1964年です。最新の技術とデザインを融合させ、常に高品質な製品を提供し続けている。
- - 設立日: 1964年3月21日
- - 代表者: 小野 弘幸
- - 所在地: 東京都大田区北千束2丁目17番10号
- - 公式サイト: こちら
江戸まくらを通じて、現代に息づく日本の伝統に触れてみてはいかがでしょうか。