周南市リサイクルプラザの運営管理業務について
山口県周南市に位置するリサイクルプラザ「ペガサス」が、今後10年間にわたり新たな運営管理体制を迎えることとなりました。メタウォーター株式会社が代表企業となる特定業務共同事業体がこの業務を受注し、2026年4月から2036年3月までの期間にわたり、安定した運営を支えていくこととなります。
リサイクルプラザ「ペガサス」の重要性
「ペガサス」は、地域で収集された資源ごみを選別し、圧縮、梱包といった処理を行う重要な施設です。また、ここでは燃やせないごみや不燃性粗大ごみからも資源物を回収し、再資源化するプロセスが行われており、資源循環型社会の実現に向けた大きな貢献を果たしています。以前の業務は、周南市において地域密着型のサービスを展開しつつ、様々なリサイクル技術を駆使してきました。
受注の背景
このリサイクルプラザの長期包括的運営管理業務は、2014年2月から実施されていた第1期業務に引き続いて行われるものです。この第1期では、約12年間、安定した運営を維持しながら多くの成果を上げてきました。今回の受注は、地域のニーズに応え、より良いサービスを提供するためのまた一歩進んだ形となります。
共同事業体の構成
本事業はメタ・周南総合・銭谷特定業務共同企業体によって運営され、多くの経験を有する企業が集結しています。特に、地元企業である周南総合リサイクル株式会社や株式会社銭谷ブルトーザーと一緒に事業を進めることで、地域に根ざした支援を行う体制を築いています。三社は相互に連携し、地域資源の有効活用や環境負荷の軽減に努めています。
独自のクラウド型プラットフォームの活用
この新しい業務形態では、かねてからの技術力を生かし、当社独自のクラウド型プラットフォーム「WBC(ウォーター・ビジネス・クラウド)」を活用して、施設の情報やデータを一元管理するとともに、関係者間でのスムーズな情報共有を実現します。これにより、運営の効率性が格段に上がり、業務の透明性も確保されます。
事業の展望
私たちメタウォーターは、地域の資源リサイクル施設における運営・維持管理業務に関して豊富な知識と経験を備えています。今後、共同事業体のメンバーと協力しながら、周南市のリサイクルプラザが持つ潜在的な価値を最大限に引き出し、持続可能な社会への道を開けるよう努力していきます。
事業概要
- - 事業名: 第2期 周南市リサイクルプラザ長期包括的運転管理業務
- - 場所: 山口県周南市臨海町5番、3番の一部
- - 受注者: メタ・周南総合・銭谷 特定業務共同企業体
- - 代表企業: メタウォーター株式会社
- - 契約金額: 5,020,400,000円(税込)
- - 業務内容: 施設の運転管理、点検、補修、更新、計量、用役管理、ストックヤード管理など
この新たな契約により、周南市がクリーンで持続可能な社会を築くための一助となるよう、私たちも尽力していきます。