ネッツトヨタ北見がジンジャーで勤怠管理を改善
ネッツトヨタ北見株式会社は、2023年11月から人事労務・勤怠・給与・経費のクラウド型システム「ジンジャー」を導入し、日常業務に大きな変革をもたらしました。この取り組みは、特に勤怠管理においての正確性を向上させ、業務の効率化を実現することを目指しています。
導入の背景
従来、ネッツトヨタ北見では勤怠管理全般を紙ベースで運用していました。従業員は毎月、出勤時間と退勤時間を自身で記録し、期限内に出勤簿を提出するシステムでしたが、これにより月中の記入状況の確認ができず、正確な労働時間の把握が非常に困難でした。また、長年同業務に従事していたスタッフが退職したことも影響し、業務の引き継ぎがスムーズに進まない状況が続いていました。
システム化への道
こうした状況を打破すべく、ネッツトヨタ北見では業務のデジタル化を検討し始めました。トヨタ自動車関連の企業が主催するDXセミナーに参加した際、「ジンジャー」を導入した他のネッツ販売店の成功事例を知り、大きな安心感を持って導入を決定しました。
導入効果
ジンジャー導入後、出勤簿は年間約1,200枚の削減が見込まれ、これによりペーパーレス化が実現します。さらに、勤怠データと給与計算のデータが自動的に連携されるため、従業員の勤務情報を簡単に確認・更新できる管理システムが構築されました。この効率化によって、企業は他の重要な業務へもっと注力できる時間を得ることができます。
ネッツトヨタ北見について
1969年に設立されたネッツトヨタ北見は、北海道北見市に本社を構え、トヨタ車の新車・中古車販売、メンテナンスを手がけています。オホーツク地域内で6店舗を展開し、地域のカーライフをサポートする一方、名門カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」のスポンサーもしており、地域貢献にも力を入れています。
ジンジャーとは
「ジンジャー」は、勤怠管理から給与計算、人事評価までを一元管理できるクラウド型人事労務システムです。データベースが統合されていることで、定型業務の自動化や、役割変更に応じた権限の自動調整などが実現されており、業務のさらなる効率化をサポートします。具体的なツールとして、ジンジャー人事労務、ジンジャー勤怠、ジンジャー給与、ジンジャー経費の各サービスがあり、すべての機能がシームレスに連携して働きます。
今後、ネッツトヨタ北見はこのデジタル化の波を活かし、企業の競争力向上と付加価値の創出を目指していくことでしょう。