岡山県浅口市における「キュビナ」の導入
2026年4月、岡山県浅口市の全市立小中学校で、学習EポータルとAI型教材「キュビナ」の正式な運用が開始されます。今回は、その背景や導入の目的について詳しくご紹介します。
「キュビナ」とは?
「キュビナ」は、AIを活用して生徒一人ひとりに合った問題を出題することで、個別最適な学びを提供する教育プラットフォームです。ここでは、さまざまなニーズに応じた学習が可能であり、基礎学力の定着を図るための重要なツールとなります。日本全国170以上の自治体で利用され、100万人以上の子供たちがこの教材を通じて学んでいます。
浅口市の教育方針
浅口市では、教育行政の基本方針の一環として、「幼児教育・学校教育の充実」を掲げています。この方針に基づき、「確かな学力向上の推進」や「デジタル社会に対応した教育の充実」を目指して、様々な取り組みが進められています。「キュビナ」の導入も、その一環です。
市内全9校で利用が始まることにより、約2,000人の生徒がこのAI型教材を使用します。特に強調されているのが、「1人1台端末」の運用による個々の学習習熟度を考慮した教育です。これにより、自主性を持った学びが実現されると期待されています。
教員の働き方改革
「キュビナ」の導入によって、学習履歴を基にした実践的な学習支援が可能になります。家庭学習においても活用できるため、生徒の学習時間も増加することが見込まれています。また、教職員の負担軽減にも寄与し、働き方改革を推進する目的も持たれています。
国語、数学、英語、理科、社会の5教科にわたる問題が10万問以上搭載されている「キュビナ」。自動採点機能や学習状況を視覚化するダッシュボード機能も備わっており、これにより教員はより効率的に業務を行うことが出来ます。多くの時間を要していた課題の採点や集計にかかる時間を削減し、より一層児童生徒に対するサポートに力を注ぐことが可能となります。
浅口市教育委員会のコメント
浅口市教育委員会の平本友美氏は「このプロジェクトを通じて、地域の教育目標である『郷土あさくちを愛し、心豊かにたくましく、未来を拓く人づくり』を実現したい」と述べています。「キラリと光る未来プロジェクト」として進められるこの取り組みは、GIGAスクール構想とも連動しています。
今後の展望
「キュビナ」を用いた教育改革は、今後の教育において大きな影響を与えると期待されています。COMPASS社は、今後も公教育のICT普及に努め、すべての子どもたちに「個別最適な学び」を届けることを目指しています。
教育の現場でのデジタル化が進む今、浅口市での取り組みが全国の教育モデルとなることを期待しています。今後も注目が必要です。