食品ロス削減月間に大丸で社會貢献を
毎年10月は食品ロス削減月間とされており、食品ロスを減少させるための活動が全国で促進されています。この期間に合わせて、株式会社ロスゼロは、大丸梅田店と大丸心斎橋店で特別なポップアップストアを開催します。このイベントは、持続可能な社会作りを目指して食品ロス削減に貢献することを目的としており、消費者の皆さんにも参加を呼びかけます。
ロスゼロストアの詳細
大丸梅田店
- - 開催場所: 大丸梅田店地下1階東イベントスペース
- - 日時: 10月2日(水)~10月8日(火) 10:00~20:00
大丸心斎橋店
- - 開催場所: 大丸心斎橋店地下1階イベントスペース
- - 日時: 10月23日(水)~10月29日(火) 10:00~20:00
このストアでは、もったいないとされる食品に新たな価値を与えるため、Upcycle(アップサイクル)ブランドの「Re You(りゆう)」シリーズを含め、多種多様な商品が並びます。さらに、各商品には「ロスになった理由」が明記され、消費者が理解しやすいような配慮がなされています。
エシカルな消費を提案
乳製品やフルーツ、加工食品などのなかには、品質には問題がないのに、消費期限が近いことや規格外であるために流通の場を失ったものが多数存在します。ロスゼロでは、こうした製品を価値ある商品として提供し、消費者にとってもおトクでありながら、社会問題を解決する第一歩となることを目指しています。
また、ロスゼロは取扱ブランドへの配慮もしっかりとしており、ブランドイメージを守るために割引率を表示せず、商品の社会的意義を前面に出しています。このようにして、ただお得な買い物をするのではなく、食品ロス削減という重要なテーマに対し、消費者がポジティブに参加できるような仕組みが作られています。
3分の1ルールの理解
ロスゼロのスタッフは、流通業界に特有の「3分の1ルール」を消費者に説明することも重要視しています。このルールは、商品の納入期限を賞味期限の3分の1以内に設定することを指し、これが食品ロスを加速させる原因になることもあります。そのため、ロスゼロではこの商習慣を見直すことも提案しています。
消費者庁との連携
食品ロス削減月間は、消費者庁が推進している活動であり、毎年10月30日の「全国一斉商慣習見直しの日」に向けて、さらに多くの人々に食品ロス問題に関心を持ってもらうことが目的です。今年もロスゼロはポップアップストアを通じて、多くの消費者との繋がりを持ち、行動を促す場を提供します。
過去の開催実績
ロスゼロは、昨年も大丸心斎橋店や梅田店、神戸阪急、東武百貨店池袋店などで好評を博しました。2020年の百貨店初出店以来、累計出店数は30回を超え、すでに確固たる地位を築いています。参加者からは「普段の買い物感覚で食品ロスについて考えられるようになった」という声も多数あり、社会貢献が身近に感じられる企画が展開されています。
ロスゼロのストアを訪れることで、美味しい食品をお得に手に入れながら、少しでも食品ロス削減へ向けた意識を高めるきっかけになればと思います。この新しい形の買い物が、多くの人々に広がることを願っています。