ifLink EXPOで新たなビジネスチャンスを創出!
2023年10月に東京・品川にて、一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ主催のイベント「ifLink EXPO」が開催されました。このイベントでは、参加企業がそれぞれの価値を持ち寄り、新たなビジネスチャンスを見出すことを目的としています。
その中で、MAMORIO株式会社が新たに発表したのが、ビーコン技術を活用した見守りアプリ「Coconil(ココニル)」です。少子化が進む中、保育業界では子どもの安全を確保するためのソリューションが求められています。特に、園児の置き去り事故の防止に力を入れており、この新しいサービスがその一助となることを期待されています。
Coconilの開発背景
少子化と共働き世帯の増加により、保育施設のニーズは高まっていますが、保育士の確保が難しい現状があります。これに伴い、現場ではより効率的で安全な見守りの仕組みが求められています。このような背景の中で、MAMORIOが開発したCoconilは、ビーコン付き名札を使用することで、園児が保育士から離れた際にアラートを発する仕組みを採用しています。これにより、保育士が子供たちをより安全に見守ることが可能になります。
共創の重要性
MAMORIOは、ビーコン技術を用いた新サービスの開発において、今回のifLinkオープンコミュニティに参加することにしました。特に、東芝デジタルソリューションズとの共創が重要な要素でした。スタートアップ企業の多くは限られたリソースの中で活動していますが、共創の力によって、短期間で新規サービスの開発が実現しました。
この取り組みは、他の企業や団体が新しい価値を生むための連携のあり方を示すものであり、MAMORIOだけでなく、参加する他の企業にも良い影響を与えることでしょう。
Coconilの機能と利点
Coconilの主な機能は、園児が保育士と離れた際にアラームが鳴る見守り機能です。園児にはビーコン付きの名札が装着され、このビーコンの電波で位置を把握します。万が一、電波が届かない距離まで離れてしまった場合、保育士にアラートが送信され、その場にいる「いない子」として表示されます。また、日々の保育の中で素早く園児の数を確認できる点呼機能も搭載しており、その結果、安全性と業務効率が大幅に向上します。
MAMORIOのビジョン
MAMORIO株式会社は、「あたりまえに、気づかせる」というキャッチコピーを掲げ、日常生活の中で人々が安心と利便性を感じられるような製品やサービスを提供しています。ビーコンサービスに特化した技術開発を行い、生活の様々なシーンでその価値を発揮することを目指しています。
まとめ
「ifLink EXPO」では、MAMORIOの新サービスCoconilが発表され、保育業界の未来に注目が集まっています。このアプリが広まることで、保育士の負担が軽減され、子どもたちがより安全に保育を受けられる環境が整うことを期待しています。また、ifLinkオープンコミュニティのように、多くの企業がアイデアを競い合い、共創していくことで、さらなる社会貢献につながることでしょう。
もしご興味がある方は、MAMORIO株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください:
MAMORIO公式