泉大津市で開催！防災ソリューションの最前線を体験するIZUMIOTSU WELL-BEING EXPO2024

泉大津市で2024年9月21日（土）・22日（日）に開催される「IZUMIOTSU WELL-BEING EXPO2024」では、最新の防災対策が紹介されます。このイベントは、能登半島地震の教訓を基に、災害時の実用的なソリューションを提案することを目的としています。主に、毛布不足、水の制約、日常生活と非常時の境界をなくすことをテーマにした展示が行われます。

「IZUMIOTSU WELL-BEING EXPO2024」の目的

泉大津市は、災害に対する備えだけでなく、実際の避難所支援についても積極的に取り組んでいます。今年1月から6月にかけて、25名の職員を能登半島地震の被災地に派遣し、避難所支援を行いました。その体験を元に、避難所での衣食住の課題に対処するための具体的なソリューションが提案されます。

1. 毛布の隠れ不満をなくす

日本毛布工業組合と協力して開発された「モフバッグ」は、避難所での毛布不足を解消するための新しいアイテムです。通常の毛布とは異なり、コンパクトに収納でき持ち運びが簡単です。この商品は避難所での実際のニーズを反映して作られており、すべての市民が安心して避難生活を送れるように設計されています。

2. 水の制約をなくす

災害時の手洗いや入浴のための生活用水の確保は、非常に難しい問題です。WOTA株式会社の技術を使った「循環型手洗いスタンド」と「循環型シャワー」は水道がない場所でも使用可能で、能登半島地震の際にも多くの避難者を支えました。これにより、長期間の断水状況でも避難所内での衛生状態を保つことができました。

3. いつもともしもの境界をなくす

日常生活でも役立つ防災商品やサービスを提供することにより、特別な準備を要することなく、さまざまな状況に対応できるメリットがあります。例えば、非常用携帯トイレなどを普段から使って慣れておくことで、災害時に焦ることなく対応できます。

さらに、「毛布王決定戦」などのステージプログラムも予定されています。このイベントでは、毛布に関するクイズ大会が開催され、参加者はその知識を深めながら楽しむことができます。参加者の中から最も多くのポイントを獲得した方には「毛布王」の称号が贈られます。