「雨降///あふり」受賞
2024-11-11 16:46:40

地元産米で醸す「雨降///あふり」が国内外コンテストで受賞!~伝統と革新で生まれた純米大吟醸~

神奈川県伊勢原市の吉川醸造株式会社は、地元産の飯米「はるみ」を使用した純米大吟醸「雨降///あふり HARUMI 33」で、令和6年東京国税局酒類鑑評会(清酒純米吟醸部門)にて優等賞を、イギリスの酒類コンテストIWC(International Wine Challenge)でもシルバーメダルを受賞しました。

「HARUMI 33」は、通常の酒米ではなく、伊勢原産の飯米「はるみ(阿夫利清流米)」を使用し、精米歩合33%で醸造されています。飯米は酒米に比べて心白の発現率が低く、麹菌が根を張りにくいこと、アミノ酸が豊富であるため濁りや雑味が出やすいことが難点です。さらに吉川醸造の仕込み水、雨降山(あふりやま)の伏流水は硬水であるため、綺麗な酒質が求められる鑑評会への出品には不利な条件でした。

しかし、吉川醸造は、飯米本来の味を引き出し、濁りや雑味を抑えるために、低温発酵や厳密な水分管理など、独自の技術を駆使しました。その結果、飯米とは思えない華やかで透き通った吟醸香と膨らみのある甘味を纏うお酒が完成しました。

今回の受賞は、高名な酒米を使わなくても美味しい日本酒をつくることができるという自信にもつながりました。吉川醸造は、今後も地域の風土に根差しながら、世界中で受け入れられるお酒づくりを続けていくとのことです。

なお、今回受賞した「雨降HARUMI 33」は、小仕込みによるものだったため、計473本の醸造となりました。通常の販売ルートには乗らないため、吉川醸造メール会員様にほぼラベルレス(水野杜氏によるエディションNo.付)での頒布となりましたが、ほぼ即日完売いたしました。

吉川醸造は、シマダグループの一員として、飲食事業、不動産・建築事業、介護事業・ホテル事業など、幅広い事業を展開しています。日本酒以外にも、低精白のお酒、バラやアザレアなどから抽出した酵母を使ったお酒、古代米を使ったお酒、樽熟成酒など、さまざまな「特別な」日本酒にも挑戦しています。

企業様のクローズドな顧客ギフトとして、オリジナル日本酒の醸造も可能です。この機会にぜひお問い合わせください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
シマダグループ株式会社
住所
東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル14階
電話番号
03-6275-2224

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。