新たな選択肢を提供する「REMARE Plastic SUMMIT 2026」
2026年10月13日(火)から16日(金)まで、コクヨ株式会社と株式会社カウネットが共催し、株式会社REMAREが主催する「REMARE Plastic SUMMIT 2026」が東京の品川オフィス「THE CAMPUS」で開催されます。この展示会では、廃プラスチックのリサイクル技術を紹介し、新たな選択肢を提案することを目的としています。
現状の課題
現在、日本で処理される廃プラスチックの約60%は焼却処理に依存しています。この方式は資源としての循環を捨て、環境にさらなる負担をかけています。コクヨグループは、この厳しい現実を打破し、循環型社会を実現するために新たな取り組みを行っています。
コクヨ・カウネットの取り組み
コクヨ及びカウネットは、「捨てない社会の実現」を目指し、資源の循環に配慮した商品やサービスを開発しています。特に、REMARE社が持つ独自の「加熱圧縮」技術により、廃プラスチックを再生可能な素材として再利用する道を開いています。この技術は燃やされることなく、個性豊かな再生プラスチック素材へと生まれ変わります。
「THE CAMPUS」の役割
「THE CAMPUS」は、『働く・暮らす・学ぶ』をテーマに、多様な人々が集まる場として2020年に設立されました。リサイクルプラスチックの可能性を広げるこの展示会は、建築や製品デザイン業界において選ばれる素材として、リサイクルプラスチックの認知度を向上させ、業界の枠を超えたコラボレーションを促進します。
展示会の概要
「REMARE Plastic SUMMIT」は、国産リサイクルプラスチックを建築や製品の現場で受け入れられる素材として普及することを目指しています。2025年の第1回には5組のクリエイターが参加し、さまざまな廃プラスチックを使用した作品を制作しました。2026年には、インダストリアルデザイナーのNAO IWAMATSU氏がクリエイティブディレクターとして参加し、さらに7つの企業・デザイナーが共同でプロダクトを創造します。
このプロジェクトは、燃やされてしまうはずだった廃プラスチックが、新しい価値を持つ素材に生まれ変わる過程を示すものです。リサイクルされた素材は、展示会場でそれぞれのストーリーとともに公開され、観客に新たな選択肢を提案します。
展望
REMARE社の発展した「マテリアルリサイクル技術」は、持続可能な未来を築くための重要な一歩になると考えられています。コクヨグループは、これまでのエコ活動が表面的なものに止まっているのではなく、長期的な視点を持った企業戦略の一環として捉えています。これにより、資源を「燃やす」のではなく「貯蔵する」という新たな選択肢が提供され、持続可能な社会に向けた活動が進むことでしょう。
この展示会は、私たちに再生プラスチック素材の無限の可能性を考える機会を提供し、さらに多くの企業やデザイナーがこの取り組みに関わっていくことを期待しています。新しい素材が生活に普及すれば、私たちの社会も大きく変わることでしょう。