全国高等学校書道パフォーマンス甲子園、本戦出場校が決定!
愛媛県四国中央市で毎年開催される「全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会」、通称「書道パフォーマンス甲子園」の本戦出場校がついに発表されました。実行委員会によると、全国の高校から選ばれた21校が、7月27日(日)に伊予三島運動公園体育館で激しいパフォーマンスを繰り広げることになります。
この大会は、書道を通じて自身の思いを表現するだけでなく、観る者にも感動を与える総合芸術とも言えます。特に「日本一の紙のまち」として知られる四国中央市で行われるこのイベントは、地域おこしの一環としても注目されています。大会には、毎年数多くの応募があり、今年も全国33都府県から104校が参加。予選を勝ち抜いた出場校は、どのように自身のスタイルを演じるのか、期待が高まっています。
出場校と見どころ
本戦に進む21校は予選審査で選ばれ、各ブロックから代表が選出されました。具体的には、北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の7ブロックに分かれており、各校の演技映像や揮毫作品を審査した結果です。特に注目されるのは、昨年連覇を果たした鳥取城北高等学校が、3連覇をかけて参戦する点です。他にも、初の本戦出場を果たす群馬県立伊勢崎清明高等学校の演技も注目されています。
また、今回の大会では高校生が主体的に運営に関わる点も大きな特徴です。約120名の地元高校生ボランティアが運営をサポートし、観客の歓迎や選手の誘導など、大会運営に欠かせない役割を担っています。このような高校生同士のつながりも、大会の魅力の一つです。
開催概要
- - 大会名: 第18回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園)
- - 日時: 令和7年7月27日(日)午前9時から午後5時30分頃まで
- - 会場: 伊予三島運動公園体育館(愛媛県四国中央市中之庄町1665番地1)
- - 入場: 無料
- - 主催: 書道パフォーマンス甲子園実行委員会
同時開催イベント
当日は「かみのまちマルシェ」も開催され、地域の特産品や水引細工などが並ぶ予定です。33店舗が出店し、地域の魅力を感じられる機会となります。
大会の意義と今後の展望
この書道パフォーマンス甲子園は、ただの競技ではなく、書道を通じて自己表現の重要性や地域愛を育む場でもあります。参加する高校生たちは、書道に対する情熱だけでなく、仲間との協力や努力の大切さを学んでいます。
また、8月21日には大阪万博の会場内で「書道パフォーマンス甲子園 in EXPO」を開催する予定です。そこでも、本戦の成績上位校がショーケースとして登場し、さらなる注目を集めることが期待されています。
このように、書道パフォーマンス甲子園は、地域文化の発信地であり、次世代の書道家を育てる貴重なプラットフォームとして今後も発展を遂げていくことでしょう。それを是非、会場で体感してみてください。