新たなサービス基盤を提供する「FScompassKS」
東芝テック株式会社は、飲食店向けに特化した新しい縦型大画面セルフシステム「FScompassKS」を2026年7月から発売することを発表しました。このシステムは、飲食業界の変化するニーズに応えるため、特に人手不足やコストの高騰という課題に対処するために設計されました。
この新システムを体験できる機会が、2026年3月に東京ビッグサイトで行われる「リテールテックJAPAN2026」のイベントで提供されます。そこで実機展示やデモンストレーションを通じて、その機能や使い勝手を多くの方に実感していただけることでしょう。
自動化で効率性を向上
「FScompassKS」は、バーコードスキャナとレシートプリンタを統合した27インチの大画面タッチパネルに、飲食店向けのPOSシステム「FScompassNS」を組み込んでいます。このシステムによって、顧客は1台の端末から直接注文や会計を行え、また自動釣銭機や決済端末の接続も可能です。この変更は、飲食店の運営を一段と効率化するでしょう。
特に、無線オーダーシステム「OrderVelocity」との連携により、調理場に迅速に注文が伝達され、これまでのような注文の取り間違いや順番のミスを大幅に削減することが期待されています。注文が完了した後は、レシートに記載された番号を使用して呼び出しを行うため、顧客にとってもスムーズな体験となります。
柔軟なシステム設計
このシステムの特徴は、利用者のニーズに応じた柔軟な運営を可能にする点です。「FScompassNS」との連携により、既存のPOSシステムや他のオーダー端末との併用が可能です。現在の運営に合わせて、昼間は顧客がセルフオーダー、夜は店員が注文を受けるといったモード切替もできるようになる計画です。この機能により、店舗の業態や運営時間に合ったサービス提供が実現します。
経験豊富な技術サポート
システムの導入に際しては、全国約120か所に配置された約2,000名のエンジニアが設定や運用サポートを行い、万が一のトラブルにも迅速に対応します。顧客が安心してシステムを運用できるよう、徹底したサポート体制を整えています。
店舗のDX推進へ
東芝テックは「FScompassKS」を通じて、飲食店のデジタル化(DX)をさらに推進し、店舗運営の効率化を目指します。顧客満足度を高めつつ、社会全体の課題解決に寄与することが、このシステムの最終的な目標です。
最後に、今後の飲食業界において、効率化と利便性を両立させながら、顧客に新たな体験を提供するための重要な一歩となることでしょう。