新潟初のトレーラーハウス専門店が新たな働き方の提案
新潟県燕市で、7月2日からトレーラーハウス専門店「トレーラーハウス・ラボ」による事務所仕様のトレーラーハウスの完成見学会が開催されます。この専門店は、株式会社アップデートが運営し、新潟県内初の試みとして多くの注目を集めています。見学会では、実際に地元企業であるNA&HRコンサルティンググループが導入する予定のトレーラーハウスが展示され、最新のデザインと実用性を兼ね備えた「使える拠点」を体験できます。
トレーラーハウスの魅力とは?
トレーラーハウスは、法律上建築物に該当しないため、基礎工事を行わずに設置できる魅力があります。これにより、地中の状況による影響を受けることなく、スピーディに事務所を持つことが可能です。さらに、電気や水道などのライフラインが整っているため、実用性も高く、すぐに業務を開始できます。
「トレーラーハウス=物置」という先入観を覆し、今回は本格的なオフィス仕様としての魅力を存分に発揮しています。限られた土地や予算でも、柔軟な発想で拠点を持つことができ、この新たなスタイルは新潟のビジネスシーンに新風を吹き込むことでしょう。
NA&HRコンサルティンググループの導入背景
NA&HRコンサルティンググループは、社員の増加に伴い、これまで入居していたオフィスのスペースが不足してきています。新しい事務所の導入を考えた際には、古い基礎の撤去に多額の費用が掛かるという課題に直面しました。そこでトレーラーハウスという選択肢が浮上し、基礎工事が不要な点が大きな魅力でした。
経済的かつ柔軟な選択肢としてのトレーラーハウス
トレーラーハウスにはさまざまな経済的メリットがあります。短期間での減価償却や固定資産税がかからないことから、企業にとって魅力的な選択肢となります。トレーラーハウスの所有は、ただの支出にとどまらず、自社資産としての価値も生み出します。オフィスのデザインにおいても、自由にレイアウトできるため、他社との差別化にもなり、ブランド力を向上させる手助けとなります。
また、事業の変化に合わせて柔軟に使い方を変えることも可能で、未活用地にも設置できるため、広大な土地を持つ新潟県の企業にとっては、大きなチャンスとなります。
地域の挑戦と未来を見据えた活動
新潟県の開業率は全国で46位と低水準であり、挑戦するには勇気がいる地区とされています。しかし、トレーラーハウスという新しい選択肢を通じて、もっとポジティブに地方創生を進めたいと考えています。自由な働き方や賢い土地の使い方は、新潟をより元気にするきっかけになるでしょう。
見学会概要
この見学会は、2025年7月2日から7月13日までの期間で開催され、事前予約が必要となります。興味のある方はぜひ、公式サイトからお申し込みの上、ご参加いただければと思います。実際にトレーラーハウスを見て、未来の働き方を見据えてみてはいかがでしょうか。
詳しい情報は、
トレーラーハウス・ラボの公式サイトをご確認ください。