子どもたちの運動を応援する「なでしこひろば」とは
2023年10月から、島根県立大学松江キャンパスで定期的に開催されている「JFAなでしこひろば」は、年少から小学3年生の女の子を対象にした運動プログラムです。このイベントの目標は、「運動が好きな子どもを増やし、地域に貢献すること」です。このプログラムは無償で提供されており、毎回多くの子どもたちが参加しています。
多様な運動遊びを体験
「なでしこひろば」は、ただのサッカー教室ではありません。運動初心者から経験者まで、様々なレベルの子どもたちが楽しめるように設計されています。指導には、日本サッカー協会公認のA級コーチやキッズリーダー資格を持つ学生たちが携わっており、サッカーだけではなく、様々な運動遊びを通じて、子どもたちの運動能力を引き出します。
実際、参加者たちの中には「サッカーをやってみたい」「体を動かすのが楽しい」といった理由で参加する子どもが多く、毎回70名前後の子どもたちが集まっています。子どもたちは安心して楽しめる環境の中で、運動の楽しさを体験しています。
笑顔とハイタッチの大切さ
「なでしこひろば」のキャッチフレーズは「笑顔とハイタッチ」。指導する学生たちは、保育士や教員を目指しているため、子どもたちに寄り添った教育を行っています。授業で学んだ理論や遊びの指導法を活用し、楽しく運動できるように配慮しています。初めて参加する子どもも大歓迎です。
イベント詳細
今後のイベントは、2023年7月5日(土)に松江キャンパス体育館で開催されます。具体的なスケジュールは以下の通りです。
- - 年少~年長: 9:40~10:50
- - 小1~小3: 11:20~12:30
所要時間はそれぞれ約1時間ほどで、運動遊びを存分に楽しむことができます。持ち物としては、体育館で使える靴と飲み物を持参してください。参加希望者は、JFA公式アプリ「JFAPassport」から申し込みが可能です。定員が埋まっている場合も、キャンセル待ちができるので、ぜひ問い合わせをしてみてください。
地域からの大きな応援
「なでしこひろば」は、松江市内だけでなく出雲市や米子市からも参加者が集まっています。2023年10月に始まったこのプログラムは、当初20名程度だった参加者数が、口コミの広がりに伴って現在では毎回60人以上が参加するまでに成長しました。2年半の間に累計800名以上の子どもたちがこのプログラムに参加する見込みです。
高校生対象のイベントも同時開催
また、同日には高校生向けの指導体験会&見学会も実施する予定です。こちらについても興味がある方は、同じく「JFAPassport」を通じて申し込みできます。この機会に、運動指導に関心のある高校生もぜひ参加してください。
参加申し込みと問い合わせ
興味がある方は、島根県立大学短期大学部保育学科中谷、または管理課広報担当の小林まで。電話番号は0852-26-5525、メールはnadeshiko【アット】u-shimane.ac.jp(アットを@に変えて送信)です。どうぞお気軽にお問い合わせください。