6月13日、大和ハウス工業株式会社の代表取締役社長、大友浩嗣氏は「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」に参加しました。これは内閣府が事務局を務めるもので、企業の男性リーダー同士がジェンダー平等と女性の活躍を推進するためのネットワークを構築することを目的としています。
大和ハウス工業は、2021年3月に前社長の芳井敬一氏が同会に参加して以来、積極的にこの活動に参画してきました。今回の参加にあたって、大友社長は、全国各地でさまざまな業種の男性リーダーと連携し、女性活躍の取り組みをさらに加速していく意義を強調しています。
当社のダイバーシティ推進策は、2005年から始まり、変化する社会や多様な価値観に適応するための経営戦略として位置付けられています。売上や工事など、従来は女性の少ない職域に女性を積極的に配置し、育成や研修を通じて女性管理職の増加を目指しています。これにより、0.3%だった女性管理職比率は、現在6.1%に達し、179名の女性が現場監督として活躍しています。
また、同社では仕事と育児の両立支援のための制度も整備し、多様な人材の働きやすい職場環境を作ることに力を入れています。今後も女性だけでなく、障がい者やLGBTQ、シニアなど、多様なバックグラウンドを持つ人々が企業経営に参加できるよう、さらなるダイバーシティ経営の強化を目指す方針です。
男性リーダーの会では、参加者同士が情報や課題を共有し、互いの取り組みを加速させるためのプラットフォームを提供しています。この会には、企業経営者や知事・市町村長など約320名が参加しており、それぞれの立場から自らの体験や考えを発信し合います。また、行動宣言に基づき、社会全体のジェンダー平等への気運を醸成する役割も担っています。
詳細情報については、大和ハウス工業株式会社のダイバーシティの取り組みや、男性リーダーの会の公式サイトをご覧ください。