Shippioが「DXイノベーション大賞2025」で審査員特別賞を受賞
株式会社Shippioは、東京都港区に本社を置く貿易DXを推進する企業として、一般社団法人日本オムニチャネル協会が主催した「DXイノベーション大賞2025」のベンチャー部門において、審査員特別賞を獲得したことを発表しました。この授賞式は2026年2月27日に虎ノ門ヒルズフォーラムで行われた「オムニチャネルDay」の中で実施されました。
アワードの意義とShippioの取り組み
「DXイノベーション大賞2025」は、企業や業界を問わず、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて社会に影響を与える事例を称賛するためのものです。時代の最前線を走るShippioの取り組みは、長年変化の乏しかった貿易・通関の分野を革新するものとして評価されています。
通関業務は半世紀以上の間、膨大な紙書類と経験に基づく運用が主流でしたが、2016年から2024年にかけて通関件数が急増し、従事者数は横ばいといった課題が浮き彫りになっています。こうした状況に対し、Shippioは革新的なソリューションを導入しています。
1. AI×実業の共創
Shippioは2022年に創業60年を超える通関会社の協和海運をM&Aし、業務に直接携わることで、深いドメイン知識と先進技術を融合しています。この協力により、AI通関クラウド「Shippio Clear」を共同開発し、新たなプロダクトを誕生させました。この取り組みが「AI×実業」の成功例として高く評価されています。
2. 業務の効率化
「Shippio Clear」では、精度97%のAI-OCR技術を用いて書類情報の自動読み取りを行い、金額や数量の自動計算、NACCS形式への変換を実現しました。この結果、業務工数をなんと70%も削減。確認作業の手間を劇的に軽減した点が、全体のビジネスプロセスにおいて非常に大きな成果とされています。
3. 業界全体への影響
単一の企業に留まらず、Shippioは荷主、フォワーダー、通関、倉庫などの様々なステークホルダーを繋ぐプラットフォーム「Shippio Platform」を導入しています。これにより、業界全体のDXを促進し、日本の貿易業務の競争力を底上げする持続可能な物流インフラの構築を目指しています。このアプローチが、「共創」のテーマに見事に合致したと評価されています。
株式会社Shippioについて
Shippioは「国際物流を、アドバンストに」というビジョンのもと、さまざまな貿易プラットフォームを構築しています。貨物船のトラッキング、見積もりや発注、貿易書類の管理をクラウド上で行うことで、デジタル技術を活用したビジネスプロセスの最適化を進めています。これにより、貿易のDXを一層推進することを目指しています。
公式サイト
受賞結果について
- - 詳細な受賞結果は、こちらからご確認いただけます。