株式会社Gotcha Gotcha Gamesは、2025年の発売を目指し、ゲーム開発ツール「Maker(ツクール)」シリーズの最新作『ACTION GAME MAKER』を開発中であることを発表しました。
『ACTION GAME MAKER』は、2018年にPC向けに発売された『アクションゲームツクールMV』の後継作品です。前作は、プログラミング不要のビジュアルスクリプティングを採用し、ゲーム開発未経験者でもアクションゲーム制作を楽しめるツールとして人気を博しました。
今作では、ベースエンジンに「Godot Engine」を採用することで、より高度なゲーム制作が可能になります。Godot Engineは近年注目を集めているオープンソースのゲームエンジンで、2Dゲーム制作に最適な機能を備えています。
『ACTION GAME MAKER』では、Godot Engineの機能を活用することで、従来のツクールシリーズでは実現できなかった表現や機能を実現できます。具体的には、以下のような機能が挙げられます。
GDScriptでのスクリプティング対応: Godot Engineのスクリプト言語であるGDScriptを使用することで、より高度なゲームロジックを実装できます。
完全な2Dパイプライン: 2Dゲーム制作に最適化された機能が充実しており、スムーズな開発作業を支援します。
オートタイル機能: タイルマップエディタにオートタイル機能が搭載され、効率的にマップを作成できます。
スプライトアニメーション/2Dボーンアニメーション: より自然な動きを実現できるスプライトアニメーションと、複雑な動きを表現できる2Dボーンアニメーションに対応しています。
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パーティクル/シェーダー機能: ダイナミックな視覚効果を表現するためのパーティクル機能とシェーダー機能が使用できます。
『ACTION GAME MAKER』は、Godot Engineの優れた機能を、Makerシリーズならではの使いやすさで提供します。プログラミング初心者から経験者まで、幅広いユーザーが利用できるツールとなっています。
現在、Steamストアページとティーザームービーが公開されています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。