高齢者の就業に新たな一歩を！マイスター60が三田に新オフィスを開設

高齢者の就業に新たな一歩を！

株式会社マイスター60が、東京都港区三田に本社を移転し、新たにオフィスをオープンしました。この移転は、1990年に設立された同社が掲げる「年齢は背番号人生に定年なし®」の理念のもと、高齢者の就労支援を一層推進するための重要なステップとなります。

新オフィスの特徴

新しいオフィスは、アクセスの良さが大きな魅力です。都営三田線三田駅と直結しており、多くの求職者が訪れやすい環境が整っています。また、JR田町駅からも徒歩5分の距離に位置し、利便性が高まりました。

オフィス内部には、求職者との面談専用の打ち合わせスペースが大幅に拡充。新たに設けられたこのスペースは、より多くの高齢者が安心して訪れることができるよう配慮されています。

高齢者雇用の現状

マイスター60はこれまでに7,000名以上の高齢者を雇用しており、その実績は信頼の証です。高齢者の雇用ニーズは今機会に応じて増加しており、同社はそれに応えるための人材派遣や紹介を行っています。特にシニア人材のニーズは設備管理や事務職など多岐にわたり、単に人材を提供するだけでなく、高齢者の就業意識をも高める活動を行っています。

代表の思い

代表取締役社長の小倉勝彦氏は、少子高齢化に伴い生産年齢人口が減少する中で、高齢者の就業は社会全体にとって必要不可欠であると述べています。経験豊富な高齢者が持つ技術や知識は、次世代への伝承や自身の生きがいにもつながります。そこで同社は、高齢者の就労促進に努め、「シニアワークコンサルプログラム」などの新しい取り組みを実施しています。

また、訪日外国人のアテンド要員としての「おもてなしシニア隊®」も創設するなど、革新的なプログラムを導入し、時代に即した雇用機会を提供しています。

今後の展望

マイスター60は「高齢者会社」としての先駆者となるべく、今後も幅広い求人の開拓や研修・講習による中高年人材の支援を続けていく予定です。また、グループ会社の株式会社マイスターエンジニアリングも同フロアに移転し、社内のコミュニケーションや組織の効率化を図ります。

このようにして、高齢者が生涯現役として社会に貢献できる場を提供し、豊かな社会づくりを目指すマイスター60の今後に目が離せません。