AI越境EC「SAZO」とメルカリが韓国市場で新たな協業開始

AI越境EC「SAZO」とメルカリが韓国市場で協業開始

名古屋市に本社を置く株式会社SAZOは、国内のフリマアプリ「メルカリ」との協業を発表しました。これにより、韓国市場での越境販売が大幅に支援されることが期待されています。SAZOは、API連携や韓国特有のマーケティングノウハウを活用し、メルカリの商品が韓国のユーザーにスムーズに届くように取り組んでいきます。

協業の背景

越境EC（電子商取引）市場は急速に拡大しており、特にASEAN諸国ではその成長が顕著です。メルカリは自身の中期的な戦略に海外展開を掲げ、2019年には越境取引の開始を宣言しました。国内市場の枠を超えて、海外のお客さまへも提供することで、企業価値の循環を促進しています。

しかし、越境EC市場に参入する企業には言語や文化、決済や物流の整備といった様々な課題が立ちはだかります。こうした課題を既に解決策を持つSAZOが支援に入ることで、韓国におけるメルカリ商品の流通が円滑に進むことが期待されます。

経済産業省の調査によると、2024年には世界の越境EC市場が1.01兆USDに達すると見込まれており、2034年にはその規模が6.72兆USDに膨れ上がると予想されています。

提供する支援内容

SAZOが提供する支援の柱は以下の通りです。

1. API連携による購買体験の最適化
SAZOは、韓国市場での販売やカスタマーサポート、物流などを一手に担い、API連携を通じて決済から購入までのプロセスを自動化します。これにより、在庫情報がリアルタイムで更新され、韓国ユーザーにストレスのない購買体験を提供します。

2. 韓国市場向けマーケティングノウハウ
韓国市場に特化したプロモーション活動を展開し、新たなユーザー層にメルカリ商品を認知させ、購買を促進します。具体的なキャンペーンとして、初回購入促進クーポンやリピーターを狙ったクーポン発行が行われます。

3. 現地サポートとインサイト収集
SAZOは韓国にカスタマーサポートの拠点を設け、韓国語ネイティブのスタッフがサポートを提供します。また、現地消費者の意見をフィードバックとして得ることができ、商品開発やマーケティング戦略の焼き菓子に繋げる効果が期待されます。このように、消費者ニーズを反映した戦略を打ち出すことができます。

取引の流れ

韓国のユーザーがSAZOのプラットフォームを利用してメルカリの商品を購入すると、SAZOがその商品をメルカリ上で購入し、翌て国内拠点へ商品が発送され、さらにそこから購入者の元へと届けられます。この仕組みにより、ユーザーは国内ECサイトと同様の感覚で安心して取引が行えます。

株式会社SAZOについて

SAZOは、AIを駆使して国際的なECプラットフォームを開発・運営しています。創業から3年目を迎え、その実績が評価され、メルカリとの協業が実現したことは、同社にとっても一大です。これからも多くの企業の海外進出を支援し続けることを目指しています。

「ノウハウがない」「リスクが高い」といった、不安を抱えているEC事業者やメーカーなどの方々には、ぜひ一度ご相談いただきたいとしています。さらなる成長へとつながる新たな一歩を一緒に踏み出しましょう。