自宅の地震対策、男女500人の意識と実践をランキングで紹介
株式会社AlbaLinkが全国の男女500人を対象に行った「自宅の地震対策に関する意識調査」の結果を発表しました。多くの人が地震対策についての意識を持っているものの、具体的にどのような対策を実践しているのか、またどのような不安を抱えているのかをランキング形式でまとめました。
調査の背景
日本は地震が頻繁に起きる国です。そのため、多くの家庭が地震に備えた対策を講じていると考えられますが、実際には何をどのようにしているのかは定かではありません。今回の調査では、「自宅が地震に対して安全だと思うか?」という質問から始まりました。
調査概要
- - 調査対象: 全国の男女500人
- - 調査期間: 2024年12月22日~28日
- - 調査機関: 自社調査
- - 有効回答数: 500人(女性301人/男性199人)
- - 回答者の年代: 10代 0.4%、20代 14.0%、30代 28.2%、40代 30.4%、50代 19.0%、60代以上 8.0%
地震安全性の意識
調査によると、66.4%の人が「地震の際に自宅が安全だ」と感じていることが分かりました。この中で多くの人は、自宅の耐震性に対する確信を持っています。具体的には、「家具を固定している」や「地震に強いハウスメーカーで建てた」といった具体的な対策が述べられました。
一方で、「全く安全ではない」と感じる人からは、「できる対策はしているが、古い家である」や「立地に不安がある」などの声があり、築年数や地理的要因が感じられたことが伺えます。
地震対策の実践
調査の結果、実際に行っている自宅の地震対策として最も多かったのが「家具の固定(62.4%)」で、以下に続いて「戸棚のロック(14.6%)」と「高所に重い物を置かない(12.6%)」とのことです。
1位: 家具の固定
特に目立った意見として、突っ張り棒や耐震マットを使用しているというものが多数寄せられました。賃貸物件の住人は壁に穴を開けることを避ける傾向にありますが、それでもできる対策を見出し、工夫を凝らしている様子が伺えます。
2位: 戸棚のロック
自動ロック機能を持つ食器棚を利用している人も多く、「非常時以外のロック解除が面倒」と感じる人にとっては便利なアイテムです。
他にもフックやひもを使って代用する等、創意工夫が見られました。
3位: 高所に重い物を置かない
多くの人が高い位置に重いものを置かないよう心掛けているとのことで、特に一人暮らしの人々は模様替えを通じて実践していることが分かりました。
地震時の不安
地震の際に感じる不安についても調査が行われ、最も多くの回答が得られたのは「自宅の損壊(32.6%)」でした。この他にも「地盤の強さ(20.6%)」や「家具の転倒(14.2%)」が続き、地震後の生活における不安の根源が浮き彫りになりました。
まとめ
調査結果からは、地震に対する意識が高まりつつあるものの、心配は尽きないという実態が明らかになりました。地震対策は物理的なものであっても、環境や立地の要因が大きく影響します。安心して暮らせるためには、自宅の物理的な強さと、その立地を理解することが不可欠です。
自宅の地震対策に関する詳細なデータは、以下のリンクからご覧いただけます。
訳あり物件買取プロ
また、AlbaLinkでは今後も地震対策に関する情報を発信していく予定です。