今治から世界へ! 「結ぶ言葉ライトハイク」オープン
2023年10月10日、愛媛県今治市に新たにオープンした公募サイト「結ぶ言葉ライトハイク」が、世界中の人々と共に俳(HAI)を通じて詩を創作する場を提供します。このプロジェクトは、一般社団法人ライトハイク協会が中心となり、東京都に本部を置き、愛媛県の有志企業が支援しています。
ライトハイクとは何か?
ライトハイクは、古来から日本で親しまれてきた俳諧や連歌の形をデジタル環境に移し込み、誰もが気軽に参加できる詩作りのプラットフォームです。参加者はまずお題として上の句が提示され、その下の句を他の参加者が続けて作成します。唯一のルールは、上の句と下の句の語数を同じにすることです。この手法により、言葉のやりとりから生まれる自然なひらめきや遊び心が詩の中に表現されます。
例を挙げると
- - 上の句: 楽しみで眠れなかった
- - 下の句: 枕元は羊で溢れている
このように、シンプルながらもクリエイティブなやりとりが、ライトハイクの魅力なのです。
審査員には名人も
今治市民が選出した優秀句の中から最優秀句を選ぶのは、能ある父(あの人)が大喜利番組「笑点」で知られる林家たい平です。彼のユーモラスなセンスが加わることで、より一層の楽しさを増すことが期待されています。
コラボ企画も実施
また、オープンを記念して、著者の凪良ゆうさんとのコラボレーション企画も実施中です。彼の小説『汝、星のごとく』に登場するフレーズをもとに、上の句が設定されることになっています。この企画は、ライトハイクの公式サイトで参加者を募り、ユニークな作品が生まれることを目指しています。
今治の魅力も発信
今回のプロジェクトでは、地元の今治タオルが賞品として提供されるなど、今治の特産品も紹介しています。今治市は120年以上の歴史を有し、高品質なタオル作りで日本中にその名が知られています。特に『ふわり』シリーズは、その肌触りとデザインで人気を集めています。
市長からの応援メッセージ
今治市長の徳永繁樹氏も、ライトハイクの設立に心から賛同し、文化芸術が身近に感じられる新たな風が今治に吹くことを願っています。市民の参加によって、新しい詩の文化が形成されることが期待されるため、市民の皆さんも奮って参加してほしいと思います。
まとめ
「結ぶ言葉ライトハイク」は、言葉を通じて人と人の絆を深め、さらには今治から世界へと文化を発信する素晴らしい試みです。このサイトを通じて、あなたも自分自身の言葉を使って今治の魅力や詩の楽しさを広げてみませんか。