LAPRASがエンジニアの市場価値を可視化する新機能を発表

LAPRASが提供する新機能でエンジニアの市場価値が見える化

LAPRAS株式会社は、ハイスキルITエンジニア向けの転職サービス「LAPRAS」でエンジニアの市場価値を比較できる新機能を発表しました。この新機能によって、自分のエンジニア経験年数と企業からの年収提示を、LAPRASユーザー全体のデータと相対的に比較することが可能になります。これにより、ユーザーは自身のキャリアを見直し、新たな発見を得る手助けを受けることができるのです。

背景

現代のIT業界では人材のニーズが高まり続け、エンジニアには多様なキャリアの選択肢があります。従って、エンジニアが自身のスキルや経験を客観的な指標で理解することがますます重要になっています。LAPRASのアナリティクス機能は、個人のスキルを可視化するだけでなく、他のユーザーと比較することで、より具体的なキャリア選択を支援する必要性を認識しました。これに基づき、LAPRASは新たな機能を開発し、ユーザーが自己の市場価値を把握しやすくする体験を提供することになりました。

新機能「年収比較」の詳細

新しい「経験年数×興味通知年収グラフ」では、アナリティクス画面にあなたの市場価値の相対的な位置を示すグラフが表示されます。グラフは、横軸にエンジニア経験年数、縦軸に企業から受け取った興味通知の提示年収が描かれ、全ユーザーの年収データがパーセンタイルで示されます。このグラフを通じて、自分の位置を確認し、同じ経験年数の他のユーザーと比較して、自身の市場価値がどれほどかを直感的に理解することができます。

具体的な例として、2025年9月時点のデータでは、エンジニア経験5年のユーザーの提示年収の中央値は683万円であり、上位25%は803万円にも達しています。このような明確な数値を元に自分の立ち位置を把握することで、次のキャリアステップを考える手助けとなるでしょう。

また、本機能は職歴情報が正確に入力されているほど正確な表示がされるため、ユーザーにその情報をアップデートする意欲を持たせることが期待されています。