トリドールホールディングスと和歌山市が結んだ新たな地域活性化の取り組み
2024年10月31日、株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)と和歌山市は、地域の活性化を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定の締結は、両者が相互に連携することで、和歌山市の魅力を引き出し、地域社会に貢献することを目指しています。
包括連携協定の目的
この包括連携協定は、和歌山市とトリドールHDが密接に協働し、地域の活性化及び市民サービスの向上を図ることを目的としています。特に、和歌山の豊かな食文化とトリドールHDの外食企業としてのノウハウを組み合わせることで、共同で新たな価値を創出する狙いがあります。
食の宝庫・和歌山市
和歌山市は、海産物などの「食の宝庫」として知られています。この地域の特色を活かし、トリドールHDは地元の食材を使用したメニュー開発など、地域密着型の店舗展開を進める計画です。この協定により、地産地消の推進や食育活動を通じて、地域経済の活性化につなげていくことが期待されています。
和歌山共創サミットの開催
協定締結後、トリドールHDは和歌山共創サミットを自社の本社オフィスで開催しました。このイベントでは、和歌山市副市長の犬塚氏が「和歌山市の魅力」について講演を行い、株式会社バルニバービの代表取締役会長である佐藤氏をゲストに迎え「食を通じた自治体連携や地方創生」についてのトークセッションが実施されました。これにより、両者がどのように協力して地域社会を活性化できるかについての具体的なアイデアが共有されました。
協定の具体的な連携事項
本協定では以下の連携事項が定められています。
1. 産品の販路拡大・販売促進に関すること
2. 地産地消・食育の推進に関すること
3. 福祉の充実・健康増進に関すること
4. 人材育成に関すること
5. 災害対策に関すること
6. 環境保全に関すること
7. その他地域の活性化及び市民サービスの向上等に関すること
これにより、トリドールHDは地域のニーズに応じた取り組みを強化し、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けていくとしています。
トリドールホールディングスのビジョン
トリドールHDは「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに、食に関する感動体験を提供することを使命としています。多様な飲食業態を展開し、五感が満たされるような体験を追求し続ける同社は、今後も地域社会との共生を大切にし、国内外での展開を進める意向です。
今後、トリドールHDと和歌山市がどのように協力し、地域の魅力を引き出していくのか、その行く先に注目です。