日清オイリオ水素設備
2025-06-17 14:08:22

日清オイリオが横浜磯子で新たな水素混焼型コージェネ設備を運用開始

日清オイリオが水素混焼対応型コージェネ設備を運用開始



日清オイリオグループ株式会社は2025年4月1日より、横浜磯子事業場で水素混焼対応型の8MW級コージェネレーション設備の運用を開始しました。この設備はJFEエンジニアリング株式会社が所有・維持運営を行い、エネルギーサービスの向上を目指しています。これにより、日清オイリオは2050年のカーボンニュートラル達成に向けた持続可能なエネルギー供給体制を整えました。

水素混焼型コージェネ設備の目的


このコージェネレーション設備は、電気と熱エネルギーを効率的に生成できる特性を活かし、食用油の生産に適したエネルギー生成を実現します。日清オイリオは2050年のカーボンニュートラルを視野に入れ、エネルギーの効率的生成が不可欠であると認識しています。新たに完成した設備は、安定性、効率性、持続性、発展性の4つの要素を兼ね備え、持続可能な未来に向けての一助となります。

本コージェネ設備の特長


本コージェネ設備は、他に類を見ない合理的で省スペースな2階建プランを採用しており、常に2台を稼働させつつ将来的な拡張スペースを確保できる設計になっています。これにより、設備の点検や更新時にダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。また、国内初となるこの設計は、持続可能なエネルギー施策の模範とも言えるでしょう。

脱炭素社会に向けた水素の活用


日清オイリオは非化石エネルギーの利用を推進し、水素の早期利用を目指す姿勢を崩していません。本コージェネ設備でも、将来的に水素をエネルギー源として活用する計画があります。日清オイリオは、これを「フィールド」として水素社会の実装へ向けたチャレンジを続ける意向です。

一方、JFEエンジニアリングも同様に、新技術を導入しながら、顧客のカーボンニュートラル実現に貢献できる総合的なソリューションを提供し続けています。両社の協力により、エネルギーの未来がどのように変わっていくのか、注目が集まります。

まとめ


日清オイリオが横浜磯子事業場での水素混焼型コージェネ設備の運用を開始したことは、カーボンニュートラルの実現を目指す中での重要なステップとなりました。今後のエネルギー供給に対する新たなアプローチが期待される中、持続可能性と技術の進化がどのように融合していくのか、私たちも目が離せません。


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会社情報

会社名
JFEエンジニアリング株式会社
住所
神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目一番地
電話番号

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