MetachrosysがXR Kaigi 2023に出展
株式会社メタクロシス(Metachrosys)は、バーチャル領域の情報共有を目指す業界カンファレンス「XR Kaigi 2023」に出席し、生成AIを使用した3Dモデルの自動生成サービス「FIGUR GEN(α)」を発表しました。このカンファレンスは、メタバースや空間コンピューティング、VTuber、デジタルツインなど、様々なデジタル技術が集約される場として、業界関係者にとって重要なイベントとなっています。
3Dファッションの未来を担う「FIGUR」と「FIGUR GEN(α)」
Metachrosysは、アパレルサプライチェーンのデジタル変革を実現するためのサービス「FIGUR」を中心に、最新の3DCG技術を駆使しています。このサービスは、従来の物理サンプルの非効率性—たとえば、長いリードタイムや高コスト、さらには残布の廃棄問題—を解消することを目的としています。
「FIGUR」は、デジタルサンプルを用いることにより、洋服の型紙や3DCGモデルを自動生成し、生地感やシルエット、風合いをリアルに再現します。これにより物理サンプル作成の回数が減少し、それに伴うコストも削減されるのです。
一方で、最新技術の「FIGUR GEN(α)」は、生成AIを搭載した3Dモデル自動生成サービスです。商品のECサイト上の画像から、数分でメッシュ化された3Dモデルを生成することが可能になります。このサービスの導入により、ブランドはECサイトでの商品の360°表示ができるようになり、消費者はサイズ感をオンラインで事前にシミュレーションすることができます。
XR Kaigi 2023の意義
XR Kaigi 2023(2023年12月18日~12月22日開催)は、最新のXR技術とその活用法について議論する日本国内でも有数のカンファレンスです。業界の専門家や技術革新を追求する企業が一堂に会し、情報交換やネットワーキングの場として機能します。Metachrosysの出展は、その技術革新がどのように実業に役立つかを示す良い機会です。
今後は、研究機関や様々なブランドとの連携を強化し、「FIGUR GEN」のさらなる精度向上と導入事例の拡充を目指しています。3Dファッションの未来がどのように展開されるのか、その動向から目が離せません。
Metachrosys公式サイト
このような革新的な取り組みは、ファッション業界においてもデジタルシフトが進む中でますます重要になります。今後の展開にも期待が寄せられています。