廃校活用プロジェクト！旧猿田小学校の新たな息吹

旧猿田小学校の運営開始

2019年7月1日より、株式会社銚子スポーツタウンによる旧銚子市立猿田小学校の管理・運営が始まりました。この取り組みは、銚子市の活性化を図るため、廃校となった施設を新たな形で活用する先駆的な事例といえます。

旧猿田小学校について

旧猿田小学校は、銚子市西部の丘陵地に位置しており、周囲には豊かな自然環境が広がっています。施設は約8,778平方メートルの広さを持ち、126年もの長い歴史を有していました。明治24年5月に開校し、地域の教育に寄与してきたこの学校は、平成29年3月にその役割を終えました。

校舎内には、教室や多目的スペース、理科室、音楽室、図工室などが完備されており、教育の場としての名残が残っています。また、校庭や体育館も併設されており、体育活動や地域行事にも利用されることが想定されています。

銚子スポーツタウンとの連携

株式会社銚子スポーツタウンが運営する施設には、旧銚子西高校も含まれており、これら2つの廃校が連携することで、一体的な地域活性化を目指します。特に、硬式野球などスポーツ関連の施設が充実しており、参加者を迎え入れる環境が整えられています。

今後の展開

旧猿田小学校はその施設を活かし、主に研修や学びの場としての利用が計画されています。この場所は、法人や企業の研修、文化団体やスポーツチームの合宿など、さまざまな用途での利用が可能です。地域の市民だけでなく、全国からの訪問者も受け入れることを目指しており、これにより地域経済の活性化にも貢献していく予定です。

さらに、地域の学校や団体とも連携し、地域のイベントや地域資源の活用に向けた取り組みも推進していく考えです。これにより、旧猿田小学校は地域の重要な拠点として再生し、さまざまな人々に愛される場所として育てていく所存です。