自動操舵システム「コムナビ AG501」登場ぜひご注目ください

株式会社HOSACが発表した新型自動操舵システム「コムナビ AG501」

2025年3月3日、株式会社HOSAC（本社：北海道石狩郡当別町、代表取締役：川北西良）は、新型自動操舵システム「コムナビ AG501」の発売を発表しました。これまでの「コムナビ AG502」と同じ高い精度を維持しつつ、農業における作業の効率やデータの管理が向上する新機能を盛り込んでいます。

AG501の特徴とその利便性

AG501は、業界最高水準の走行精度（±25mm）を誇ります。新たに搭載された圃場登録機能によって、作業管理がより直感的かつスムーズになり、複数の圃場を管理する農業者に非常に便利なツールとなったのです。具体的には、圃場登録や作業データの入力・出力が可能となり、ユーザーは現場での作業においてデータを的確に管理・活用することができるようになりました。

さらに、AG501は従来のAG502と同様に、直線や曲線の作業、後進作業、自動旋回（隣接操作やライン飛ばしも）に対応しており、使用者の多様なニーズに応える設計が施されています。そして、GoogleマップやOSMマップを利用した地図表示機能も備えており、環境に合わせた柔軟な運用が可能です。

安定性と操作性を追求した設計

AG501はシングルアンテナを採用し、内蔵ジャイロセンサーによって走行安定性を向上させています。また、4Gアンテナ内蔵により、通信も安定化。これにより、使用者は直感的な操作性と確実な運用が期待できます。

一方で、すでに市場に存在するAG502がダブルアンテナを搭載しているため、両モデルはそれぞれ異なる特性を持ちながら、多様な現場で活躍することができるのがメーカーの狙いです。

HOSAC FREE RTKなどへの対応

AG501は、HOSACが提供する「HOSAC FREE RTK」はもちろん、ネットワークRTKやBluetooth RTKといった多様なRTK方式にも対応しています。これにより、AG501を利用する農業者は、高精度な自動操舵を実現しつつ、コストを抑えた運用が可能となります。HOSAC FREE RTKは、登録さえすれば誰でも利用できるサービスで、運営コストを気にせず高精度な操舵が行えるのが大きな魅力です。