次世代分散インフラサービス「DePIN.Tokyo」が新たに始動！

株式会社Mawari（東京都渋谷区、CEO：ルイス・オスカー・ラミレス）は、分散型物理インフラネットワーク（DePIN）および分散型インフラストラクチャ・オファリング（DIO）の推進を目的とした新たなサービス「DePIN.Tokyo」を発表しました。このサービスは、Web3時代において、次世代の分散インフラを支える重要なインフラサービスとして位置づけられています。

DePINの概要と目的

Mawariは、空間コンピューティングに特化し、分散型インフラの実現を目指しています。そして、同社の提携先である株式会社ビットメディア（東京都渋谷区、代表取締役社長：高野雅晴）との連携を通じて、DePIN.DIOプロジェクト向けのコンピューティングリソースを提供することが決定しました。この協業は、Mawariの技術力を活かしつつ、ビットメディアの豊富なP2P技術に基づく実績を生かすものです。

ビットメディアは、2000年代初頭から自律分散システムの開発に取り組んでおり、P2Pライブ配信技術をはじめとする様々な技術を駆使してきました。25年以上にわたる経験をもとに、今回のサービス展開に貢献することになります。

サービスの内容

「DePIN.Tokyo」は、2025年秋以降に提供が開始される予定で、月額料金による実行環境が整えられます。これにより、Mawariのガーディアンノードライセンスを持つユーザーに対し、安定した計算資源が供給される仕組みです。更に、KDDI株式会社とのパートナーシップによって、高品質で安定した運用を実現しています。

今後の展望

Mawariとビットメディアは、「DePIN.Tokyo」を起点として、日本国内外でのDePIN/DIOプロジェクトの支援を本格的に強化する計画です。これにより、生成AIや通信、モビリティといった多岐にわたる分野において分散型インフラを支える計算基盤を提供していく意向です。特に、Web3の進展に伴い、リアルとデジタルの境界をさらに曖昧にする次世代の技術や体験の創出が期待されています。

Mawariの特徴

Mawariは、世界初の空間コンピューティング分野でのDePINを扱っており、これによりAIエージェントの普及が可能になると謳われています。このサービスは、リアルタイムでの没入型3DおよびAI体験のストリーミングをほぼノンストレスで提供し、デジタルと現実をシームレスにつなげる新たな体験を実現します。