イスラエルと日本を繋ぐ新しいビジネスの形「Pitch Tokyo -Israel Edition-」

イスラエルと日本を結ぶビジネスピッチイベント

イスラエル特化型の新しいスタイルのビジネスイベント、「Pitch Tokyo -Israel Edition-」が定期開催されています。このイベントは、「日本とイスラエルのイノベーションで世界を笑顔に」というミッションを掲げており、日本からイスラエルを結ぶ架け橋となることを目指しています。開催は毎月1回行われ、FintechやIoT、Cyberscurityなど多岐にわたるテーマで、スタートアップのピッチ動画が放映され、質疑応答やネットワーキングの機会も提供されています。

イスラエルからの影響と機会

イスラエルは、現在世界的に最もイノベーションが進んでいる国の一つとして知られています。多数のグローバルカンパニーが現地にR&D拠点を設立し、ヨーロッパやアジア各国からの投資が急増しています。一方で、日本企業のイスラエルへの進出は未だ始まったばかりですが、その可能性は非常に大きいとされています。

安倍元首相が2015年にイスラエルを訪問し、両国関係の強化についての重要性を強調したことは、ビジネス環境の改善に貢献しています。また、大阪には西日本イスラエル貿易事務所が設立され、2020年までにイスラエルからの日本への輸出額を50％増加させるという目標が掲げられました。このような国際的な取り組みは、Pitch Tokyoの活動においても重要な背景となっています。

Pitch Tokyoのユニークな特徴

Pitch Tokyoは、参加するスタートアップに対して多くのメリットをもたらしています。その一つが、参加企業が世界の投資家に直接評価される機会を持つことです。各スタートアップによるピッチ動画は、事前に制作され、オンラインで視聴されます。さらに、ビデオ通話による質疑応答も行われるため、リアルタイムで投資家と直接の交流が可能です。これにより、スタートアップ企業は自身の技術やビジネスモデルを効果的にアピールすることができます。

また、Pitch TokyoではNetworkingイベントも行われており、参加者同士のつながりを深める場が提供されています。このような環境は、スタートアップだけではなく、投資家にとっても新しいビジネスチャンスを発見する貴重な機会となるでしょう。

Aniwoの役割

このイベントを主催しているのは、イスラエルを拠点にしたAniwo株式会社です。同社はスタートアップと投資家を結びつけるプラットフォーム「Million Times」を運営し、様々なビジネス領域でイノベーションを促進しています。Aniwoは、企業とのネットワークと専門的な知識を活かし、日本企業に対してコンサルティングサービスを提供。信頼できるパートナーとして、日本とイスラエルのビジネス交流を進めています。