InterSystems、EHRデータプラットフォーム「InterSystems HealthShare」を日本市場に本格展開
インターシステムズジャパン株式会社は、2024年8月1日より、EHRデータプラットフォーム製品「InterSystems HealthShare」の日本市場における本格展開を開始すると発表しました。
「InterSystems HealthShare」は、国、自治体、医療・介護施設、医療関連サービス企業などをつなぎ、個人の医療・健康情報を共有・統合・分析することを可能にするプラットフォームです。
EHR(Electronic Health Record:電子健康記録)は、個人の医療・健康に関する情報を電子的に記録し、横断的に共有・活用することで、デジタル化によるより質の高い医療・ケアを目指します。医療DXにおいて重要な役割を担うEHRの構築においては、各施設やサービス、関連機関ごとに異なる形式や通信方式が課題として挙げられます。データの加工や医療標準への対応、分析可能な大規模データベースの構築には、多大な時間とコストがかかってしまうのです。
「InterSystems HealthShare」は、米国退役軍人省や米国最大級の医療サービスネットワークHealthixなど、世界で実績のあるEHRを実現するためのデータプラットフォームです。医療・健康分野におけるデータの相互運用性を担保し、厚生労働省が推進するHL7(R) FHIR(R)など医療標準への対応を実現します。また、散在する患者情報を統合的に閲覧できるビューワーを提供し、特定条件の患者や異常なデータが検出された場合に担当医や関係者、患者本人にアラート通知を行うことで、迅速な対応を可能にします。さらに、蓄積されたデータを高度に分析することで、公衆衛生、疾病予防、研究を支援し、医療の質向上と国民の健康増進に貢献します。
「InterSystems HealthShare」の主な利点
「InterSystems HealthShare」は、データの相互運用性と分析力を駆使して、個々の患者だけでなく、医療システム全体の効率化と質の向上を実現します。日本の医療・ヘルスケア分野におけるDXを推進し、持続可能なヘルスケアシステムの構築を支援すると期待されています。
今後の展開
インターシステムズは、パートナー企業との協力のもと、「InterSystems HealthShare」の日本での本格展開を推進していきます。
展示デモンストレーション
2024年7月10日(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで開催される国際モダンホスピタルショウ2024にて、「InterSystems HealthShare」の展示デモンストレーションが行われます。詳細はこちらをご覧ください。
https://www.intersystems.com/jp/events/hospital-show-2024/
インターシステムズについて
インターシステムズは、1978年に設立された企業で、医療、金融、ロジスティクス分野における企業のデジタル変革のための次世代ソリューションを提供するリーディングカンパニーです。80カ国以上の顧客やパートナーに24時間365日、高品質なサービスを提供しています。
インターシステムズジャパン株式会社は、2003年に設立され、インターシステムズの製品の日本国内での販売とサポートを行っています。詳細はこちらをご覧ください。
https://InterSystems.com/jp/