心斎橋PARCO特別展
2025-10-30 15:24:30

心斎橋PARCOの50年を振り返る特別展が開催!広告の歴史を探る旅

心斎橋PARCOの卒業記念展示が登場!



2025年11月14日から30日にかけて、大阪心斎橋に位置する心斎橋PARCOで「パルコを広告する」1969-2025 PARCO広告展が開催されます。この展覧会は、心斎橋PARCOの開業5周年を記念しており、パルコがこれまでに発信してきた広告クリエイティブの歴史を振り返る貴重な機会となります。入場は無料で、誰でも気軽に訪れることができます。

展示の概要



本展では、1969年に遡り、パルコの広告がどのように進化を遂げてきたのかを探ります。展示は4つのエリアで構成されており、それぞれ「予言」(1970年代)、「広告」(1980年代)、「渋谷」(1990年代)、「アート」(2000年代以降)というテーマで紹介されます。これらのテーマを通じて、パルコの広告がどのようにその時代の文化やトレンドを反映しているのかが浮き彫りになります。

各エリアには、時代の変遷を捉えた2名のゲストキュレーターが参加。彼らの対談を通じて選定されたポスターやCM作品が展示され、訪れる人々は過去のクリエイティブに触れることができるのです。また、展示会場では対談の映像が上映され、公式リーフレットも配布される予定です。

広告と文化の関係



パルコの広告表現の魅力は、単なる商品プロモーションにとどまりません。時代ごとの社会背景や文化と密接に結び付いており、特に1970年代はアバンギャルドな表現が注目された時代でした。キュレーターとして参加する上野千鶴子氏と、はらだ有彩氏がこの時代の広告の多様性を再解釈する貴重な視点を提供します。

1980年代には、ポジティブで華やかな表現が特徴でしたが、同時にその裏には難解さも潜んでいました。椹木野衣氏や菅付雅信氏がゲストキュレーターとしてこの時代を振り返り、広告クリエイターたちの競争心がどのように作品に影響を及ぼしたのかを語ります。

1990年代のテーマ「渋谷」は、当時のストリートカルチャーを象徴しています。特に、音楽やファッションが融合したこの時代には、野宮真貴氏や千葉雅也氏が登壇し、渋谷におけるカルチャーの流れを読み解く予定です。これらのクリエイターの視点を交えながら、パルコがどのようにしてトレンドを形成してきたのかを掘り下げます。

そして、2000年代以降の「アート」というテーマでは、広告とアートがどのように融合しているのかを、布施琳太郎氏と野村由芽氏が語ります。この時期、デジタル技術が進化し、広告クリエイティブは新たな表現の可能性を広げていきました。

特別イベントも開催



さらに、展覧会の一環として、11月15日の午後にはトークイベント「PARCOの広告 1969-2025」がB2F特設会場で行われます。伊藤弘氏や千原徹也氏といったパルコにゆかりのあるクリエイターたちが、過去の広告をもとにその意義や影響を語る貴重なセッションです。こちらも参加は無料ですが、整理券が必要になる予定です。

このように、「パルコを広告する」展は、広告クリエイティブの背後にある文化や歴史を深く知ることのできる貴重なチャンスです。心斎橋PARCOの魅力を再発見しながら、広告の世界に触れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社パルコ
住所
東京都渋谷区神泉町8-16渋谷ファーストプレイス
電話番号

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