ペットの死後対応
2021-03-25 09:20:01
ペットの死後の対応に関するアンケート結果を発表!
ペットの死後の対応に関する調査結果
最近の調査で、犬や猫の飼い主200人を対象にペットの死後の対応についての実態を調査しました。調査の結果、飼い主たちがどのようにペットを見送っているのか、葬儀やお墓に対する考え方が明らかになりました。
調査対象の概要
この業界調査は、2021年3月24日に実施されました。対象となったのは、過去に犬や猫を飼っていた経験を持つ200人で、性別は男性58人、女性142人という構成です。回答者の平均年齢は38.6歳で、飼っていたペットは主に犬か猫です。
ペットが亡くなった年齢と住環境
飼っていたペットが亡くなった平均年齢は13.1歳、これは人間に換算すると約70歳に相当します。このことからも、多くの飼い主がペットを長い時間一緒に過ごしていたことが分かります。また、住環境に関しては、圧倒的に一戸建てに住んでいる飼い主が多いことが特徴的です。69.0%が一戸建てに住んでおり、残りの31.0%がマンションやアパートに居住しています。
ペットの死亡後の対応
ペットの死亡後、飼い主たちの対応はさまざまでした。調査の結果、自宅で土葬を選んだ人は23.5%、民間業者で火葬を行った人は53.5%にのぼります。このような選択をする理由として、「家族の一員として供養したい」といった気持ちが影響していることが多いようです。一方で、自治体での火葬を選ぶ人は17.5%で、ここでは遺骨の返還がないことが理由で選択肢から外れることもあるようです。
葬儀についての意識
ペットの葬儀を行った飼い主は全体の33.0%で、葬儀を行わなかった67.0%の方々は、主に「近くに葬儀サービスがなかった」「自分たちでお別れができたから」という理由が多くみられました。ペットを大切にする意識の高まりはあるものの、実際に葬儀を行うハードルが存在することも伺えます。
ペット霊園でのお墓
更に、ペット霊園でお墓を作ることに関しては9340%が「いいえ」と回答し、非常に低い割合でした。お墓を作らなかった理由としては「家の敷地内に作った」「お金がない」といった経済的な理由が目立ちました。ペット霊園でのお墓は、年間利用料がかかるため、多くの飼い主が躊躇しているようです。
費用に関して
最後に、ペットの死亡後の対応にかかる費用についてですが、平均は22,871円であることが分かりました。しかし、21.5%の人は実質ゼロ円だったため、費用には個人差が大きいことが伺えます。最高で200,000円までのケースもあり、火葬や葬儀を行うかどうかが費用に大きな影響を与えることが実証されました。
まとめ
この調査結果から、ペットの死後に飼い主たちがどのような対応をしているのか、葬儀や供養に関する考え方が多様であることが分かります。今後ペットを飼う人々が増えていく中で、ペットに対する供養の形も変わっていくかもしれません。このような傾向を踏まえると、ペットの親しみ深さや、彼らの最期に対する思いやりがさらに重要視される時代になるのではないでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社UOCC
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目8番4号i-office吉祥寺
- 電話番号
-