レトロゲームの魅力を再発見!
2025年2月12日、株式会社D4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』に新たなコンテンツが登場します。それは、1989年にリリースされたアクションRPG『スーパーハイドライド(メガドライブ版)』です。本作は、1987年に発表された『ハイドライド3』を基にしたアレンジバージョンで、新しい要素や変更点が加わり、プレイヤーたちにさらなる楽しみを提供してくれます。
新しいアクションRPGの体験
『スーパーハイドライド』では、プレイヤーは壮大なファンタジー世界「フェアリーランド」に冒険に出かけます。物語は、ある晩に立ち上がった巨大な火柱とともに始まり、その翌日には不気味な扉が現れ、扉の中に入った者は姿を消してしまうという異変が続出します。この異変の背後には、目に見えない邪悪な力が働いているとされ、プレイヤーはこの謎を解き明かさなければなりません。
ゲームはキャラクターメイキングから始まります。プレイヤーは、戦士、強盗、僧侶、修道士の中から一つの職業を選び、それぞれの特性を活かしながら冒険を進めます。ゲームシステムはアクション性が高く、ボタン操作で剣や魔法を駆使して敵と戦うことが可能です。特にPC版では有り得なかった「しゃがみ」動作を取り入れることで、より戦略的に敵の攻撃をかわすこともでき、プレイヤーに新たな戦術の選択肢を提供します。
進化したゲーム体験
また、『スーパーハイドライド』は所持品に重量の概念を導入し、食事を取らなければ体力が減少する仕組みも加わっています。さらに、昼夜のサイクルによって世界の風景が変わるため、プレイヤーは状況に応じた行動が求められます。これらの要素が冒険者としてのマネジメントを必要とし、単なる戦闘だけではない深いゲーム体験を可能にしています。
比較すると、オリジナルの「ハイドライド3」とは異なり、本作ではいくつかの変更が施されています。重要アイテムである「光の剣」の配置が変わったり、PC版では利用できなかった銀行機能が追加されたりしています。一部のボスの仕様も異なるため、シリーズファンには新たな発見が待っています。さらに、BGMも6曲が新曲に入れ替えられ、プレイ中の音楽体験も一層充実しています。
プロジェクトEGGの意義
『プロジェクトEGG』は、1980年代に発売された様々なレトロゲームを文化遺産として捉え、保存・配信を行うサービスです。PC-9801やFM-7、X1など、過去の様々なプラットフォームで活躍したゲームを、今でも楽しむことができる環境を提供しています。また、現在はレトロゲームが1,100本以上配信されており、さらに約9,000曲のゲーム音楽も楽しめる『EGG MUSIC』や、YouTubeチャンネル『EGGチャンネル』を通じて、ゲームの魅力を広めています。
レトロゲームの新たな息吹を感じさせる『スーパーハイドライド(メガドライブ版)』のリリースは、ファンや新規プレイヤーにとっても必見です。ぜひ、2025年2月12日からの発売をお見逃しなく!