Cato Networks、チャネルパートナー向けマネージドSASEサービスプラットフォーム「Cato MSASE」を発表 - 収益化を加速
SASE分野のリーダーであるCato Networksは、チャネルパートナーがマネージドSASEサービスの提供と収益化を迅速化する新たな仕組みとして、「Cato MSASEパートナープラットフォーム」をリリースしました。
Cato MSASEを活用することで、チャネルパートナーはベンダー並みのインサイト、制御、知識を得ることができ、高度に差別化されたマネージドSASEサービスを効率的に提供することが可能になります。
Cato Networks日本法人チャネル営業部長 糸井恭太氏は、「Cato Networksは、SASEというカテゴリーの生みの親であり、業界を牽引する存在です。当社は、日本のパートナーと共に、全ての拠点、ユーザー、アプリケーション、クラウドを繋ぐワールドクラスのセキュリティとネットワークを日本の企業に提供してきました。Cato MSASEパートナープラットフォームで、ライセンスやアカウント管理などに関してベンダー並みの機能を提供することで、日本のパートナーが業界随一のマネージドSASEサービスを提供できるようサポートしています」と述べています。
マネージドSASEサービス:有望な市場、しかしデリバリー面での課題も
Gartner®によると、マネージドSASEサービスの企業への導入は、今後2年間で大幅に増加する見込みで、「2026年までに、少なくとも45%の企業がマネージドSASEサービスを利用することになる。2023年前半と比べて3倍の増加となる」と予測しています。
しかしながら、チャネルパートナーは、マネージドSASEサービスから収益を上げようとするときに課題に直面しています。多くの「SASE」と名の付くソリューションは、複数の個別製品で構成されているにもかかわらず、単一ソリューションとして売り出されています。その結果、パートナーはプラットフォームとして一元化されていない各種テクノロジーの取扱い、統合、トレーニングを余儀なくされ、コスト負担も相当なものになります。
さらに、問題が発生した際には、パートナー側で問題を十分に可視化できず、トラブルシューティングに必要な知識も不足しているというケースが多々見られます。こうした負担や複雑さが原因で、パートナーが優れたカスタマーサービスの提供に注力する余裕はほとんど残されていません。
Cato Networks、チャネルパートナーがベンダーの役割を果たすことを可能に
Cato SASEクラウドは、「グローバル」「完全統合型」「クラウドネイティブ」「シングルベンダー」の特徴を備えた唯一のSASEプラットフォームとして、すでに高度に差別化されています。
Cato MSASEを活用することで、チャネルパートナーはマネージドSASEサービスを迅速に市場に投入し、優れたサービスとサポートを提供しながら、収益を上げることができます。
Cato MSASEパートナープラットフォームでは、チャネルパートナーは、一元管理を可能にするCatoの新しいマルチテナント型ダッシュボードを通じて、計画からデプロイメント、本番まで顧客のライフサイクル全体を管理することができます。ライセンスの利用状況や期限、セキュリティリスクの度合い、ネットワークの問題など、顧客アカウントの詳細な状況が一目で確認でき、迅速な対応が可能です。
Cato MSASEパートナープラットフォームの主な機能とメリット
顧客のライフサイクル全体を管理: 独自のツールを使用したり、Catoのマルチテナント型インターフェースを通じて顧客のライフサイクル全体を管理することができます。
効率的なトラブルシューティングとサポート: Catoの第一線のサポートツールを全て利用できるほか、プレイブックでトラブルシューティングをシンプル化し、インシデント対応を改善することで、顧客の問題を解決しやすくなります。
深いCato SASEクラウドの理解: Catoのナレッジベースにアクセスすることで、Cato SASEクラウドに対する理解を深めることができます。
迅速な市場投入と収益化: 最適化された「go-to-market」エンジンが、新しいマネージドSASEサービスの迅速な構築や、既存のマネージドサービスへのSASEの組み込みを助けます。プリセールスや営業の効果を高める各種ツール、共同ブランディングが可能な各種資料、すぐに使えるマーケティングキャンペーンを活用することで、サービスの市場投入時間を短縮することができます。
高い成約率と効率的な営業活動: テストマーケティングによる概念実証プロセスを用いた、成約率70%の実績ある営業メソッドにもアクセスできます。専用の見積ツール、無料トライアルアカウント、迅速な導入をサポートするプレイブック、構成、ステージングツールを使って新規顧客を獲得し、すばやく収益化することが可能です。
AIを活用した業務効率化: AIツールを活用してNOCとSOCの業務を効率化することで、収益性も高めます。顧客のライセンス利用状況をより詳細に可視化することで、新たなアップセルの機会を発見することもできます。
パートナーからのコメント
「Cato Networksのパートナーとして、当社はCatoと提携することを選択しました。なぜなら、同社はSASEの業界リーダーだからです。」と、SCSK株式会社 ソリューション事業グループ マネジメントサービス事業本部 テクノロジーサービス部 部長 山中 克己氏は述べています。「Cato MSASEパートナー プラットフォームの導入により、トップクラスのマネージドSASEサービスをお客様に提供できることを楽しみにしています。」
「Cato Networksは当社にとって大切なパートナーです。」と、SBテクノロジー株式会社 サービス統括セキュリティ&テクノロジー本部 執行役員 CDO 兼 CISO 金澤 謙悟氏は述べています。「Cato MSASEパートナー プラットフォームにより、マネージドSASEサービスをお客様に提供することが簡素化されるため、大きなメリットを得られると考えています。」
「当社とCato Networksは、強力なパートナーシップを築いてきました。」と、株式会社マクニカ・ネットワークカンパニー セキュリティ第3事業部 事業部長代理 有川 博史氏は述べています。「Cato MSASEパートナー プラットフォームの導入により、SASEの完全な導入や、準備が整ったときに完全なSASEの 導入にシームレスに移行することを、よりスムーズに支援できるようになると期待しています。」
まとめ
Cato MSASEパートナープラットフォームは、チャネルパートナーにベンダー並みの機能とサポートを提供することで、収益化を加速させる革新的なプラットフォームです。パートナーは、Cato MSASEを活用することで、高度な差別化されたマネージドSASEサービスを提供し、顧客のニーズを満たすことができます。