ITエンジニア本大賞2025が決定!
株式会社翔泳社が主催する「ITエンジニア本大賞2025」が、2025年2月13日に最終投票を経て結果を発表しました。このイベントは、ITエンジニアによるITエンジニアのための書籍選定を目的としたもので、技術書とビジネス書という二つの部門からなっています。
大賞受賞作品
技術書部門では、野溝のみぞう氏による『7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性』が栄誉ある第一位を獲得しました。この書籍は、ハッキングの基礎を短期間で学ぶことができる工夫が凝らされており、多くのエンジニアの注目を集めました。
ビジネス書部門の大賞は、今井むつみ氏の『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』が選ばれました。この本は、認知科学に基づいたコミュニケーションスキルを深めるための知見が豊富に盛り込まれた一冊です。
プレゼン大会の流れ
ITエンジニア本大賞2025は、総合ITカンファレンス「Developers Summit 2025」内で開催され、上位に選出された技術書とビジネス書の著者たちによるプレゼンテーションも行われました。観覧者による投票を通じて、大賞が決定される仕組みです。こうしたプロセスによって選ばれた書籍は、エンジニアたちにとって非常に信頼性の高い推薦図書として位置づけられています。
特別賞の作品
さらに、特別賞として以下の二つの作品も受賞しました。
1.
Manaさん特別賞:『7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性』
2.
ラファエル・ヴィアナさん特別賞:『世界一流エンジニアの思考法』
書店フェアの開催
今後、全国の書店にて「ITエンジニア本大賞2025フェア」が実施される予定です。このフェアでは、プレゼン大会に参加した著者の直筆コメント入りのPOPが展示されるほか、大賞受賞作品やベスト10に選ばれた書籍が特集されます。フェアの最新情報は公式サイトで逐次更新される予定です。
公式サイトリンク
これを機に、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。ITエンジニアとしての知識を深め、スキルを向上させるために役立つ書籍が揃っています。さらに、これらの作品は現場での実務にも直結する内容ばかりですので、必ずやあなたの成長を促すことでしょう。