新たなデータ連携の時代を切り拓く「Waha! Transformer」
近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務の効率化を図るために様々なクラウドサービス、いわゆるSaaSを導入しています。しかし、部門ごとに異なるシステムが導入された結果、データがサイロ化し、意思決定の質が低下するという課題が浮かび上がっています。そこで、株式会社ユニリタが提供するノーコードETLツール「Waha! Transformer」が、新たに「SaaS連携オプション」を追加することを発表しました。
SaaS連携オプションの概要
2025年8月より提供が開始されるこの新機能は、企業が抱えるデータ連携のニーズに応えるための新たな手段となります。「Waha! Transformer」は、25年以上の運用実績を有し、すでに2,600ライセンス以上の導入実績を持つツールです。これまでにも多様なデータを連携できる能力を備えていましたが、SaaS間のデータ連携に特化したオプションを加えることで、その機能をさらに強化することとなりました。
対応する主要なクラウドサービス
「SaaS連携オプション」の第1弾として、特に要望が高かった3つのクラウドサービスとの連携に対応します。
1.
Box
2.
Microsoft SharePoint Online
3.
楽楽精算
これにより、企業はこれらのサービス間でのデータの移動や加工を一層スムーズに行えるようになります。
活用シーン
新しい「SaaS連携オプション」には、多くの魅力的なユースケースが存在します。
ユースケース1:予実管理
クラウドストレージ(BoxやMicrosoft SharePoint Online)に保存された売上見込みや予算データを基に、基幹システムの実績データを「Waha! Transformer」が抽出します。加工された結果を再びクラウドストレージに保存することが可能です。
ユースケース2:予算統制
経費データ(楽楽精算)と予算データをリンクさせ、予算統制が行いやすくなるよう調整します。これにより、経費分析も迅速に行えます。
ユースケース3:会計ソフトとの自動連携
楽楽精算と会計ソフトのデータ連携を自動化。これまで手作業で行っていた工程が短縮され、より効率的な業務が実現します。
ユースケース4:監査証跡の自動作成
クラウドストレージ内の各種メタデータを自動抽出し記録。これにより、監査証跡の作成が自動化され手間を減らします。
ユニリタの今後の展望
ユニリタは、今後もお客様の声を反映させて「Waha! Transformer」の機能を強化していく予定です。データ活用の向上を通じて業務効率化と質の高い意思決定をサポートし続けていきます。米国や欧州を含めた国際展開も視野に入れ、さらなる発展を目指しています。
【Waha! Transformerに関する詳細な情報は公式サイトで確認できます】
Waha! Transformer公式サイト
会社情報
株式会社ユニリタは、データマネジメントおよびサービスマネジメントを強みとし、デジタル社会における業務効率化を目指した製品とサービスを提供しています。サステナブルな社会の実現に向けたDX推進も支援しています。
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