佐賀県が誇る鍋島焼と佐賀酒を体験する特別展が開催！

佐賀県の伝統と先進性を体感する特別イベント

大阪・関西万博の一環として、佐賀県は特別ブースを設け、伝統工芸品「鍋島焼」と多彩な味わいの「佐賀酒」を紹介する展覧会を開催します。2025年の9月3日から5日までの3日間、大阪のEXPOメッセ「WASSE」内に設置されるこのブースでは、豊かな自然と歴史を背景に育まれてきた佐賀の魅力を伝えます。

鍋島焼献上の歩み展

開窯350周年を迎える鍋島焼は、その精緻な技術で知られており、特に江戸時代には将軍家への献上品として名を馳せました。この展示では、鍋島焼の製品の中でも特に優れた12点が集められ、全国の名城所在地に献上された瓶子が展示されます。これにより、鍋島焼の卓越した美技が近くで鑑賞できる絶好の機会となります。

鍋島焼は佐賀県伊万里市の大川内山で作られ、江戸時代には多くの工匠が集められて藩直営の鍋島藩窯が開かれました。そこから脈々と受け継がれてきた伝統技術とデザインは、今なお佐賀の誇りです。この機会にぜひ、その美しさをお楽しみください。

SAKURA CHILL BAR

もう一つの注目ポイントは、桜の花びらが舞う中で佐賀酒を楽しむことができる「SAKURA CHILL BAR」。このバーでは、佐賀県の日本酒が一堂に提供され、飲み比べが楽しめるセットも用意されています。さらに、鍋島焼の酒器で日本酒を楽しむ贅沢が釣られています。具体的には、3種類の佐賀酒を選べる飲み比べセットや、オリジナルの桜にちなんだグラスが用意されており、その美しいプレゼンテーションと共に特別な体験を提供します。

350周年を迎える鍋島焼

今年で開窯350周年を迎える鍋島焼。伝統を守りつつも、現代に向けた新たな挑戦が進んでいます。29の窯元が集まり、未来へとつながる新たな技術やデザインを模索しています。展示ブースでは、鍋島焼の製作過程を紹介する映像も流れる予定で、技術の進化がどのように行われているかを知ることができる貴重な機会となります。