TERASが変える運営
2021-03-30 08:30:01

AIカメラソリューション「TERAS」が変えるイベントの運営スタイルとは

AIカメラソリューション「TERAS」の登場



新たな時代のイベント運営へ


オンザウェイ社が開発したAIカメラソリューション「TERAS」は、イベント時の入場者やエリア内の人数を自動で集計する革新的なシステムです。これは、特にイベント運営者にとって、正確で迅速な人数把握が求められる中でのニーズに応えるものとなっています。

直感的なデータ取得機能


「TERAS」は、常設または仮設のネットワークカメラを通じて収集したデータを、リアルタイムで各参加者のパソコンやスマホに提供します。このシステムは、短期のイベントから定額制のサブスクリプションサービスまで多様な利用方法を提供。特に、企業や自治体、スポーツ団体、さらにはテーマパークなどでの導入が期待されています。

利用価格とその特徴


システムの利用価格は5万円(税別)からとなっており、ネットワークカメラも貸出が可能です。これにより、初期投資を抑えつつも高性能なシステムを利用することができます。特に、従来のスタッフによる手作業によるカウント作業が必要なくなるため、コスト削減にもつながります。

開発の背景


オンザウェイは、これまで様々な大規模イベントのサポートを行ってきた実績があります。この実績をもとに、運営者からの要望を集約し、正確な人数把握が求められることが分かりました。そこで、実証実験を通じて、クラウドおよびエッジAIデバイスによる高い精度を実現しました。

システムの特長紹介


1. ライン通過カウント


カメラで映像を捉え、自由に設定したラインを通過する人数を自動でカウントします。スマホやPCアプリを通じて、リアルタイムで状況を把握可能です。入退場ゲートだけでなく、会場内の混雑状況の確認にも利用できます。また、セキュリティ面でも「侵入検知」機能として活用できるため、より安心してイベントを運営できます。

2. エリア俯瞰カウント


指定したエリア内の人数を遠距離撮影によって測定し、自動でカウント。また、混雑状況の確認やコロナ感染症予防のための三密回避がしやすく、入場者同士のトラブルや接触事故の防止にも役立ちます。

3. 人物属性抽出カウント


近距離撮影によって、入場者の人数、性別、年代を推定し、そのデータを自動で集計します。このデータをマーケティングに生かすことができ、イベントの内容理解を深めることが可能です。さらに、検温用サーマルカメラとも連携が可能で、入場時に属性情報を取得することもできます。

AI処理と今後の展開


データのAI処理は、クラウド上での解析と現場に設置する「エッジAI BOX」を用いた解析の2種類から選択できます。本開発フェーズは2021年7月完成予定で、精度向上にも注力しています。テラス専用の無料アプリは、パソコン及びスマホ用に用意され、開発完了後にはレンタルやサブスクリプションのパッケージ提供を開始します。

最後に


「TERAS」はイベントの運営スタイルを大きく変える可能性を秘めています。これからの時代、より効率的で安全なイベント運営が求められる中で、オンザウェイのこの新しいシステムがどのように活用されていくのか、目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社オンザウェイ
住所
東京都町田市原町田5-14-18
電話番号
042-722-3611

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